01.親馬が産駒に与える影響(1) 〜7大能力〜

配合を行う際、その配合に使う種牡馬、繁殖牝馬の能力によって
産駒の能力も変わってきます。


 7大能力の影響度 

能力の中でも、「7大能力」と呼ばれる部分は特に大きく関わってきます。
競走馬において、レースタイムに大きく影響する以下の能力の総称です。

1.スピード 2.スタミナ 3.持続力 4.根性
5.気性 6.パワー 7.瞬発力  

繁殖によって誕生する産駒は、基本的に両親の7大能力を元に能力が決定されます。
そのため、当然両親の能力は高い方が良く、さらに種牡馬の遺伝力によって
両親の能力をどの程度継承するかが決定されます。

種牡馬の遺伝力が高ければ両親の強い能力を濃く受け継ぐ可能性が高くなり、
低いほど可能性が低くなります。

また、「03.親馬が産駒に与える影響(3)〜遺伝力の影響度〜」でも解説しますが、
遺伝力が低いほど、両親の影響を一切受けない強力な競走馬が産まれる可能性が
高くなります。

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02.親馬が産駒に与える影響(2)〜適性、脚質、距離〜

上記で説明した7大能力の他にも、芝・ダートなどの適性や距離適性などについても、
種牡馬、繁殖牝馬の能力によって大きく変わってきます。


 7大能力の他の能力 

1.体力、脚元

体力と脚元の能力は、両親の能力に加えて産駒の性別により影響度が変化します。
産駒が牝馬の場合は種牡馬の影響が強く、
牡馬の場合は繁殖牝馬の影響が強くなります。

2.馬場適性1(芝、ダート、重)

芝、ダート、重の馬場適性は、ほとんどの場合両親からの能力の影響で決定されます。
それぞれの能力に関連性は無く、個別に能力の決定が行われます。

また、低い確率ではありますが、両親の能力の影響を一切受けずに
能力が決定される場合もあります。

3.馬場適性2(周回方向、小回り、坂)

周回方向、小回り、坂の3つの適性は、両親の適性に関わらず弱点(苦手)の有無が
決定されます。
苦手が発生する確率は僅かで、ほとんどが苦手が無い状態になります。

周回方向の場合は、苦手が発生した場合のみ右回り、左回りどちらかに決定されます。

4.距離適性

距離適性は繁殖牝馬の能力は関係しておらず、ほとんどの場合
種牡馬の距離適性を基に決定されます。
その場合、種牡馬の距離適性が基本となるため、短距離から
長距離になるといった急激な変化は起こりません。

また、低い確率ではありますが、種牡馬の距離適性の影響を一切受けずに
決定される場合もあります。

5.ゲート能力

ゲート能力は、種牡馬の気性パラメータによって決定されます。
種牡馬の気性パラメータが高いほど、ゲート能力が高くなる可能性があります。

 適性距離の表示 

特定の条件を満たした競走馬に限り、最初から適性距離が表示されます。
適性距離の表示は短・短中・中・中長・長の5段階となります。

1.初期繁殖牝馬、初期競走馬が繁殖馬になった場合の産駒

厩舎作成時に与えられる初期繁殖牝馬、または初期競走馬が繁殖馬になった場合の産駒は、最初から適性距離が表示されます。

※初期馬が繁殖馬として公開種牡馬となり他プレイヤーが種付けをしても、適性距離の表示はされません。

2.競走馬購入より購入した競走馬

牧場→競走馬購入で競走馬を購入すると、最初から適性距離が表示されます。

また、適性距離を詳細に測定したいときは、相馬眼カードを使用する方法もあります。

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03.親馬が産駒に与える影響(3)〜遺伝力の影響度〜

配合を行う際、種牡馬の遺伝力は能力に大きな影響を与えます。


 遺伝力の影響度 

1.繁殖時の遺伝の影響

01.親馬が産駒に与える影響(1) 〜7大能力〜」の項目でも説明した通り、
7大能力の継承については遺伝の能力が大きく左右し、7大能力がどんなに高くても、
遺伝が低い場合それが産駒に伝わる可能性は低くなってしまいます。

また、低い確率ではありますが、両親の影響を一切受けない
強力な競走馬が産まれる場合があります。
この現象が発生する可能性は、父馬の遺伝力以外に母馬の父馬の
遺伝力が大きく関わっており、
共に遺伝力が低いほどその現象が発生する可能性が上昇します。

2.遺伝力が影響しない能力

02.親馬が産駒に与える影響(2)」の項目で説明した能力については、
遺伝力は一切影響せず、他の能力の影響により決定されます。

3.遺伝力の決定

種牡馬の遺伝力は競走馬として誕生したときには決まっておらず、
引退して種牡馬となった時点で決定されます。

※産駒が種牡馬になる場合の遺伝力は、
父馬の遺伝力を必ずしも継承するものではありません。

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04.親馬が産駒に与える影響C〜個性、アビリティ〜

配合の際、遺伝力や能力の他に、個性の組み合わせによっても能力の変化があります。


 個性の組み合わせによる影響 

個性は全部で8つのカテゴリに分類されており、そのカテゴリ同士の組み合わせにより、
そのカテゴリに関係する産駒の能力に影響が発生します。

カテゴリ一覧とその影響については以下となります。

各カテゴリには、それぞれ7大能力に「体力」を合わせた8つの能力が割り振られており、
産駒に影響を及ぼします。
例外として、ニックス配合の場合は個性の組み合わせによる影響は一切ありません。
個性による影響を避けたい場合は、ニックスとなる組み合わせを選びましょう。

 影響のある能力とその度合い 

 配合パターン 

影響のある能力:(影響のある能力)
 1.(インブリード時の効果)
 2.(アウトブリード時の効果)


 同じカテゴリ同士で配合を行った場合 

影響のある能力 1 :配合を行う個性のカテゴリに割り振られた能力
 1.大きなプラス効果
 2.プラス効果

影響のある能力 2 :配合を行う個性の両隣にあるカテゴリに割り振られた能力(2つ)
 1.大きなプラス効果〜大きなマイナス効果の間でランダム
 2.プラス効果〜マイナス効果の間でランダム

影響のある能力 3 :配合を行う個性の対極にあるカテゴリに割り振られた能力
 1.大きなマイナス効果
 2.マイナス効果

例:韋駄天同士でインブリード配合を行った場合
 ・スピード大きなプラス効果
 ・体力とスタミナ大きなプラス効果〜大きなマイナス効果
 ・気性大きなマイナス効果


 隣同士のカテゴリで配合を行った場合 

影響のある能力 1 :配合を行う個性のカテゴリに割り振られた能力(2つ)
 1.大きなプラス効果
 2.プラス効果

影響のある能力 2 :
配合を行う個性同士の反対隣にあるカテゴリに割り振られた能力(2つ)
 1.大きなマイナス効果
 2.マイナス効果

例:韋駄天とタフネスでインブリード配合を行った場合
 ・スピードとスタミナ大きなプラス効果
 ・体力と持続力大きなマイナス効果


 対極のカテゴリ同士で配合を行った場合 

影響のある能力:配合を行うそれぞれの個性のカテゴリに割り振られた能力(2つ)
 1.大きなプラス効果〜大きなマイナス効果の間でランダム
 2.プラス効果〜マイナス効果の間でランダム

例:韋駄天と素直でインブリード配合を行った場合
 ・スピードと気性大きなプラス効果〜大きなマイナス効果


 上記以外の組み合わせで配合を行った場合 

影響のある能力:配合を行う個性のカテゴリ能力(2つ)と、
配合を行う個性の対極にあるカテゴリ能力(2つ)の、4つの中からランダムで1つ

 1.大きなプラス効果〜大きなマイナス効果の間でランダム
 2.プラス効果〜マイナス効果の間でランダム

例:韋駄天と忍耐でインブリード配合を行った場合
 ・スピード、持続力、気性、パワーどれか1つに
  大きなプラス効果〜大きなマイナス効果

 カード種牡馬ボーナス 

繁殖の際、アビリティが設定されている種牡馬カードを使用した場合、
産駒はアビリティを持った状態で誕生します。継承のルールは以下のとおりです。

1.ボーナスとして設定されているアビリティの数だけ、産駒に継承される

ボーナスが一つの場合は産駒も一つ、
二つの場合は産駒も二つアビリティが付与されます。

2.必ず父馬と同じアビリティになるとは限らない

アウトブリードやインブリードにより若干異なりますが、最大約50%の確率で
同じアビリティを継承し、それ以外の場合は無作為に抽選されたアビリティを習得します。
レアアビリティを習得することもあります。

※カードにプラス効果のあるアビリティが設定されている場合、
その効果によってマイナス効果のあるアビリティを習得する事はありません。

※現役馬が繁殖に上がる際、現役時に習得していたアビリティは消滅し、
繁殖の際は影響を与えません。

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05.種牡馬、繁殖牝馬それぞれの特徴

種牡馬、繁殖牝馬を手に入れる(使用する)には幾つかの方法があります。
それぞれに特徴があり、一概に「どれが優れている」というものはないので、
特徴をよく把握し、生産に役立てましょう。


 種牡馬の特徴 

1.自家製種牡馬

・馬齢が16歳になるまで何度でも種付けを行う事ができる
・自分で考えた配合をもとに血統を繋いでいく事ができる
・血統を繋いで強力な競走馬を作るまでに時間がかかる
・所持するためには施設拡張をする必要がある

2.システム種牡馬

・ゲーム内資金で何度でも種付けを行う事ができる
・時間をかけず、ある程度能力の整った種牡馬の種付けを行う事ができる
・「個性なし」に設定されている

3.ユーザー公開種牡馬

・戦績や能力が高い種牡馬の種付けをゲーム内資金で行う事ができる
・通常会員が利用するには、チケットが必要

4.カード種牡馬

・フリーレースやカード伝説、ゲーム内ショップなどで手に入れる事ができる
・ゲーム内ショップで販売しているものは、KPで購入することができる
・カード伝説で手に入る種牡馬は、ショップ販売種牡馬より強力な場合が多い
・カード種牡馬ボーナスが設定されている場合、産駒にアビリティを引き継ぐことができる
・一度使用したら消費され、複数回種付けを行う事ができない

 繁殖牝馬の特徴 

1.自家製繁殖牝馬

・馬齢が16歳になるまで種付けを行う事ができる
・自分で考えた配合をもとに血統を繋いでいく事ができる
・血統を繋いで強力な競走馬を作るまでに時間がかかる

2.ショップ販売繁殖牝馬

・時間をかけずに能力の高い繁殖牝馬を揃える事ができる
・欲しいタイミングで入手することができる
・KPでのみ購入することができる

3.セレクトセール繁殖牝馬

・ゲーム内資金で購入することができる
・購入申請を行ってから、入手するまでに少し時間がかかる
・購入申請が多いと抽選になるため、必ず入手できるとは限らない

4.カード繁殖牝馬

・主にカード伝説で手に入れることができる
・ショップ販売繁殖牝馬やセレクトセール繁殖牝馬より強力な場合が多い
・繁殖牝馬の枠が開いていない場合でも、カードとしてストックする事ができる

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06.配合テクニック〜インブリード(クロス)、アウトブリード、ニックス〜

ただ闇雲に強い馬同士を配合しても、必ず強い馬が産まれるわけではありません。
配合には産駒の能力に影響を与えるテクニックがいくつかあります。


 配合テクニック1:インブリード(クロス) 

種牡馬と繁殖牝馬の四代血統表の中に、同じ種牡馬の血がある場合を言います。

特徴

・種牡馬が持つ因子をうまく絡めることで、効果を強調することができ、
  18.75%の「奇跡の血量」ではさらに効果がプラスされる。
・爆発力が非常に高い。
・体力、気性、脚元の能力にマイナス効果が出る可能性がある。
・また、インブリードを重ねすぎたり、血量を増やしたりすると
  全体的な能力が下がってしまう。

種付け時に表示されるコメント

効果小

「○○のクロスが発生していますね。悪くない配合です。」

効果中
「○○のクロスが発生していますね。○○の爆発が期待できますね。」
効果大
「おお!○○で奇跡の血量が発生していますね。
○○と○○の爆発が期待できます。」
種付け不可
「○○のクロスが濃すぎるため、非常に危険です。種付けはやめておきましょう。」
マイナスの可能性
「○○のクロスが発生していますね。気性面が少し気になります…」
「全体的にクロスが濃いですね。体質面や気性面が少し気になります…」

 配合テクニック2:サイアーライン理論 

5代血統表の種牡馬の父系と同一の種牡馬が繁殖牝馬の父系にいた場合、サイアーライン理論が成立します。 サイアーライン理論が成立するとインブリード配合より強い競走馬が生まれやすくなります。

特徴

・種牡馬が持つ因子効果を従来のインブリードに比べて強調することができ、
 18.75%の「奇跡の血量」ではさらに効果がプラスされる。
・体力、気性、脚元の能力にマイナス効果影響が軽減される。
 18.75%の「奇跡の血量」ではマイナス効果影響を受けない。

種付け時に表示されるコメント

効果大

「おお!○○で奇跡の血量が発生していますね。サイアーライン理論が成立していますので○○の爆発が大いに期待できますね」

効果中
「○○のクロスが発生していますね。サイアーライン理論が成立していますので○○の爆発が大いに期待できますね」
効果小
「○○のクロスが発生していますね。サイアーライン理論が成立していますので悪くは無い配合です」

 配合テクニック3:基幹種牡馬 

基幹種牡馬とは種牡馬の5世代(父父父父父)のことである。 基幹種牡馬のクロスが発生した場合は基幹種牡馬の因子だけでなく2世代から4世代までの因子もプラス効果を得られます。

種付け時に表示されるコメント

効果大

「おお!○○で奇跡の血量が発生していますね。基幹種牡馬のクロスが発生していますので○○の爆発が大いに期待できますね」

効果中
「○○のクロスが発生していますね。また基幹種牡馬のクロスが発生していますので○○の爆発が大いに期待できますね」
効果小
「○○(基幹種牡馬)のクロスが発生していますので悪くは無い配合です」

 配合テクニック4:アウトブリード 

インブリード(クロス)とは反対に、
四代血統表の中に同じ種牡馬の血がない場合を言います。

特徴

・体力、気性、脚元の能力にプラス効果が望める。
・ランダムではあるが、他の能力にもプラス効果が追加される。
・爆発力があまり無いので、狙った能力だけを上げ辛い。

種付け時に表示されるコメント

(共通)

「アウトブリード配合ですね。体質面や気性でプラス効果が望めます。」

 配合テクニック5:ニックス 

馬には全て系統付けがされていて、詳細画面で系統を確認することができます。
繁殖時の系統の組み合わせが「相性の良い組み合わせ」の場合をニックスと言います。

特徴

・組み合わせにより、能力にプラス効果をもたらす。
・インブリード(クロス)やアウトブリードと効果が合算される。


インブリードニックスの場合

インブリード配合で、系統の組み合わせがニックスの場合を言います。

特徴

・ニックスのプラス効果でインブリードのマイナス効果を補える可能性があるので、
 全体的な能力プラス効果が期待できる。
・インブリードのマイナス効果が大きい場合、ニックスの効果でも補えずに能力が
 マイナスになってしまう可能性がある。

※種付け時のコメントは、インブリードのみのコメントと同じ内容が表示されます。

アウトブリードニックスの場合

アウトブリード配合で、系統の組み合わせがニックスの場合を言います。

特徴

・アウトブリードの効果とニックスの効果を一緒に受けられる。
・大きなマイナス効果は無いが、爆発力が足りない。

種付け時に表示されるコメント

「かなり良い相性の配合ですね。全体的な能力の引き上げが期待できますね。」

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07.ニックス組み合わせ一覧

系統 ニックス系統

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08.因子と名声値の影響

種牡馬や繁殖牝馬にはそれぞれ「因子」や「名声値」といった能力が設定されており、
これらの能力は産駒の能力へ影響を与えます。


 因子 

種牡馬、繁殖牝馬には、特殊能力として因子が設定されている場合があります。
因子は、繁殖でインブリードが発生する場合に産駒の能力へ影響を与えます。

因子の種類

因子には以下の種類があり、それぞれ産駒の能力へプラス効果と
マイナス効果が現れます。

・プラス因子(種牡馬)
スピード、スタミナ、持続力、根性、瞬発力、パワー

・プラス因子(繁殖牝馬)
気性

・マイナス因子
気性難

血量との関係

インブリード時の血量によって、因子の効果が発生する可能性に差があります。

血量18.75%の「奇跡の血量」が最も効果が発生する可能性が高くなり、
そこから離れるほど発生する可能性が低くなっていきます。

 名声値 

名声値は、競走馬が現役時代に「重賞以上のレース」に勝利した場合のみ付加されます。
付加される名声値はレースによって異なり、格の高いレースほど名声値は高くなります。

名声値が付加されるレースの格は、以下の様に決まっています。

海外レース ≧ 国内GIレース ≧ 国内重賞レース

名声値が与える影響

1.レア個性の継承
種牡馬、繁殖牝馬両方もしくはどちらかの個性がレア個性だった場合、
両親の名声値が高いほど、産駒の個性が両親どちらかと同じものになる
可能性が高くなります。

2.因子の決定
競走馬が引退して種牡馬になる際、
その競走馬が得た名声値が高いほど因子が付く可能性が高くなります。
因子として付く能力は、その競走馬が持つ能力で一番素質が高いものになります。
また、因子は最大2つまで付きます。

※名声値は、7大能力の様に表記されないため、ゲーム内で確認する事はできません。

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