 |
 |
 |
 |
通算ＧⅠ２勝目世界一の砂の王者決定戦ドバイワールドカップは、単勝３番人気の『エンディミニオン』（上海乗馬倶楽部氏所有）が制した。 レースは、中盤やや後方を追走。直線ではスタート直後から逃げの展開を見せ、集団から抜け出していた『トミーエフディー』（トミーイーガー氏所有）をゴール直前でとらえゴールした。「こんな素晴らしい舞台で勝てて本当に嬉しいです。トミーエフディーが思ったより前にいたので正直焦りました。でも、直線でのノビにはこちらもビックリしましたよ。今までで一番良いレースだったと思います」と主戦の矢吹騎手はコメントした。 同馬のこれまでの成績を振り返ると、ＧⅠ初挑戦となったダービーグランプリでは見事に優勝するが、以降のＪＢＣクラシック、東京大賞典、そして川崎記念 |
|
 |
|
|
と掲示板は外さないものの、あと一歩のところで勝ち星が付かずにファンの期待を裏切る形となっていた。今回のドバイ挑戦を陣営が発表した直後には、ファンから「無謀」などの声が飛び交っていたという。しかし、今回の勝利はファンの信頼を取り戻す大きな１勝となったであろう。今後の動きについて陣営からの発表は無かったが、今後も非常に楽しみであることは間違いないだろう。 目標は安田記念！？ダービー卿チャレンジトロフィーは『ボダイシン』（花形満氏所有）が追撃を見事に抑え、逃げ切り優勝を果した。スタート直後から先頭に立つとレースをけん引。得意の展開を持ち込むという作戦が功を奏した。「レースの前日からこの作戦で行こうとおもっていました。ゴールの瞬間は、してやったりでしたよ。素質は非常に高いのですが、どうも性格が難し |
|
|
くて…この勝利がキッカケで変わってくれるといいですね。今後ですか？どうでしょう、オーナーさんと相談してみないと何とも言えませんね」と主戦のジョー満氏はコメントした。この勝利をステップとし、ボダイシンが安田記念へ出走してくるならば、非常に怖い存在と言えるだろう。台風の目となり得るか。
ドバイＤＦはショートバウンド
ドバイのマイル王決定戦。ドバイデューティーフリーは『ショートバウンド』（ミーツ氏所有）が制し、ＧⅠ初勝利を成し遂げた。スタート直後から最後方に待機すると直線で末脚が爆発。内から馬群を割ると前走の東京新聞杯以上のキレ味で、世界の強豪をねじ伏せた。デビュー戦を落とすものの、それ以降はドバイＤＦを含め怒涛の６連勝。新たに登場したマイル王者に今後目が離せない。
