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Live!スポーツ ロンシャン版 第20号

古馬の貫禄見せ付ける!

KJ&QESはシルバドラー!

怒涛のロングスパート

7月4週に、欧州競馬最高峰レースの一つとされているキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスが開催された。ロンシャンサーバー屈指のハイレベルな競走馬が集結するこのレースを、『シルバドラー』(ライブドラ氏所有)が制した。

「馬場が悪かったのはレース前から判っていたし、レース展開は逃げ馬に引っ張られて飛ばし気味、最後までスタミナがもつか心配でしたよ。けど、ある程度シルバドラーが自分で走り方を調整してくれたので、なんとか最後までスタミナが持ちましたね。最後のスパートも気持ち早めに仕掛けたんですけど、途中でばてないでトップスピードのまま走りきってくれました。いやー、よく頑張ってくれましたよ」と、レース後にコメントする主戦騎手の安藤勝氏。

安藤勝氏もコメントしたよう

に、同馬の最後のロングスパートは目を見張るものがあった。同レース2着の『キフネノキタロウ』(貴船天使氏所有)を難なく交わし、古馬の貫禄を見せ付け、1馬身の差でゴールする結果になった。

「シルバドラーは今Sで5歳になりましたけど、もう一伸び出来る部分があると踏んでいます。今までの経験もありますしね、そう簡単に若い馬には負けませんよ」とシルバドラーがまだまだ活躍できる事をアピールするライブドラオーナー。

前走のコロネーションCの1着に続き海外レースで結果を残し、更なる飛躍を見せるシルバドラー。国内での活躍や後に控える海外レースでの活躍に期待しよう。

2歳馬特集期待の星!

夏競馬真っ盛りのロンシャンサーバー。2歳馬戦線も熾烈を極める中、今S大注目の期待の新星を

紹介しよう。

まず、最初に紹介する馬は、『テスラタービン』(甘えび氏所有)だ。デビュー戦は3着に終わっているが、この馬の潜在能力は半端ではないようだ。古馬も顔負けの落ち着いた走りで折り合いを付け、自慢のスタミナと心肺能力を武器に、得意な中・中長距離でのレースで圧倒的な能力を見せてくれるだろう。しかし同馬にもやや腰が弱いという弱点があるようだ。今後の調教でしっかりと弱点を克服する事で、ロンシャンサーバーの注目の的になれる日も来ることだろう。

次に、紹介する馬は、『チャチャゴー』(オーチャ氏所有)だ。同馬の特徴は、徹底的に鍛え上げられた脚が生み出す鋭い瞬発力と、流れるように走るそのフォームにある。全体的な能力も高く、好成績を残してくれるだろう。得意とする距離帯はあまり広くはないが、短距離を得意としているようだ。 

テスラタービン / チャチャゴー