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Live!スポーツ 函館版 第9号

豪快!大外一気!

安田記念はヨシアスマタカトウ!

冴える末脚に敵は無い!

6月2週の東京競馬場では、春の芝マイル最強馬決定戦と称される安田記念が開催され、かしわ記念を制し、春のダートのマイル最強馬となった『ヨシアスマタカトウ』(YOSHI氏所有)が勝利。芝もダートも大活躍のヨシアスマタカトウが偉業を成し遂げた。

「昨シーズンのこのレースでは馬場の状態に泣きました。けど、今日は馬場もいいですし、心配ごとはありません。あとは思いっきり走って、勝つだけですよ!『芝・ダートのマイル王者』って呼ばれるようになりたいですね」とレース前に馬主会席で話すオーナーのYOSHI氏。

レースでは、大外枠17番からの発走となったヨシアスマタカトウ。序盤はレースの様子を窺いつつ後方で待機し、終盤で一気に駆け上がる作戦にでた。折り合い良く道中をこなし、第4コーナーを

回り前を向くと、ジワリと伸びる末脚で大外を力走。そのまま悠々とハナを奪いゴールに飛び込んだ。

「昨シーズン逃したレースに勝つことができたし、オーナーの話していた『芝・ダートのマイル王者』の座を勝ち取ることができました。もう本当に言葉にできないくらい嬉しいですよ。ヨシアスマタカトウは、その馬名のようにまだまだ活躍しますよ!」とレース後に嬉しそうに話す主戦騎手のヨシ。

フェブラリーSやかしわ記念、そして安田記念と、芝・ダートのビックタイトルで大活躍するヨシアスマタカトウ。その馬名のように、次々と勝利を重ねることができるだろうか。今後の出走にも期待しよう!

函館発、元気な若駒特集!

2歳新馬戦が開幕した6月4週の函館ワールドは、将来活躍する

だろう元気な若駒の噂が飛び交っているようだ。今回はその噂の2歳馬を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、ハイペリオン産駒の『フェルミ』(ととり氏所有)だ。「順調に育っていますし、かなりの素質を持っていると思います。勝負に対する根性も度胸もあるので、かなり期待していますよ。来シーズンはフェルミでクラシックを狙います」と話すオーナーのととり氏。

次に紹介する馬は、キングヘイロー産駒の『キングコブラ』(銀河鉄道氏所有)だ。「うちの牧場で今まで誕生してきた中で1番優れた一頭ですね。あとはしっかりと育成していけるかが勝負の分かれ目です。順調に育てばいい線いくんじゃないですかね」と笑顔で話すオーナーの銀河鉄道氏。

フェルミ / キングコブラ