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残り1ハロンの逆転劇!7月の2週目、地方競馬場では3歳ダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービーが開催され、6番人気の伏兵『ミニミ』(ラビアンローズ氏所有)が勝利。デビューからわずか2戦目でGTホースとなった。 ミニミは、道中前を見ながら後方内寄りをキープし脚を溜める。独走する『カーンベンド』(かんくん氏所有)との差は約9馬身。最終コーナーを回り一気に加速すると、粘る先頭馬を残り100mあたりで差し切りそのままゴール。見事な逆転劇を見せた。 「中1週前にデビューしたと思ったら、2戦目でGT制覇ですよ。強い馬ですね。ちょっと気性が荒いようなので、今日はとにかく折り合いに専念しました。おかげで直線での瞬発力は思ってた以上に伸びてビックリしました。ミニミは、ダートだけじゃなく芝も |
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結構走れるので、今後は芝・ダートともに勝利を狙っていけたらいいですね」と砂スキィ騎手はコメントした。 今回の走りで注目を浴びることになったミニミ。3歳馬の頂点としてその名を馳せる日も近いだろう。 目指せGT馬!期待の2歳馬特集!毎シーズン優れた若駒が多く誕生しているここ函館ワールドは、7月に入り今シーズンも折り返しとなった。2歳馬は続々と入厩し日々の調教に励んでいる。その中からデビューを控えた期待のホースを3頭紹介しよう。 最初に紹介する馬は、スペクタキュラービッド産駒の『ラヴビアーギムュラ』(ラヴドォール氏所有)だ。「普段はとても大人しいですが、一度コースを走ると存在感を放ちますね。持続力があり、直線後方から追い込んでもすぐに |
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息が整うのを見ると、能力の高さを感じます」と牧場長の柏木は話す。
2頭目に紹介する馬は、セクレタリアト産駒の『スペックカルランダ』(織田信忠氏所有)だ。牝馬だが、雄大な馬体からは早くも大物を感じさせる。パワフルな走りと切れ味鋭い脚で、直線で一気に差す勝負が見れるだろう。来シーズンのクラシックを賑わしてくれそうな期待の1頭だ。
最後に紹介する馬は、マンノウォー産駒の『ヴァンデルノウォー』(ラビアン氏所有)だ。「とにかくスピードと瞬発力においては、他を圧倒する強さだと思います。ただ、重馬場が苦手みたいなので、重馬場蹄鉄を忘れずに装着させてほしいですね」と厩務員の川村は話す。ダートのコースが得意なので、ダート路線での活躍が期待される。
