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Live!スポーツ 函館版 第7号

負けを力に勝利!

Mロンシャン賞はサクラルナ!

3馬身ぶっちぎり!
完全復活!

9月1週の海外競馬場では、海外マイル路線の最高峰レース・ムーラン・ド・ロンシャン賞が開催され、『サクラルナ』(さくら氏所有)が勝利。今シーズンはスランプか?と囁かれた昨シーズンの香港マイル覇者が底力を発揮した。

「今シーズンはドバイDF、Vマイル、安田記念と出走しましたがことごとく負けを重ねたので、もうそろそろ勝ちが欲しいというのが正直な気持ちです。今日のレースに向けてしっかり調整してきたので必ず勝てるはずです」とレース前に話したさくら氏。

さくら氏が言うようにレース前のパドックでも元気一杯の様子を見せたサクラルナ。レースではゲートが開くと良い出脚で駆け出し、馬群前方の好位置をキープ。折り合い良く道中を進む。4角を抜け、前を向いたサクラルナ

が一気にスパートを掛けると、これまでの不調が嘘だと思うような勢いで、瞬く間にトップに躍り出た。そして、そのまま驚異的なスピードと瞬発力で他馬を圧倒すると、後続に3馬身の差をつけゴールに飛び込んだ。

「今日は、ファンの皆さんの応援に応えたい気持ちで一杯でしたよ。サクラルナも輸送の影響もなく元気にピンピンしてましたし、今日はいけると思いました。結果、今までの不調が嘘のような良い脚で勝ってくれましたよ。本当に良い結果が出せて嬉しいです!今日の調子なら秋のGTも期待できるかもしれないですね。サクラルナはまだまだ走れますよ!」と笑顔でコメントする主戦騎手のトッシー。

不調と囁かれながらも1番人気に推され、その期待にしっかりと応えたサクラルナとトッシーのコンビ。秋競馬でもきっと活躍してくれるだろう!

函館2歳馬情報!

暑い夏も終わり、秋の気配を感じる9月3週の函館サーバー。今回は期待の2歳馬を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、セクレタリアト産駒の『ゼンルーラー』(よしぞう氏所有)だ。「この馬は今シーズン誕生した中で間違いなくトップクラスの素質を持っているでしょう。聞くところによると、勝負根性とパワーが豊富で瞬発力もあるようです。私の目に狂いがなければ、来シーズンのクラシックで活躍できる一頭になるはずです」と話す調教助手の寺島。

次に紹介する馬は、テディ産駒の『レイニーアルテミス』(梅雨空氏所有)だ。「少し調教が追いついていない部分がありますが、育ちは早そうですね。育成はまだまだこれからですが、体力もあるし、きっと良い馬に育つと思いますよ♪」と話す厩務員の川村。

ゼンルーラー / レイニーアルテミス