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Live!スポーツ 函館版 第6号

根性の勝利!

Mゲスト賞はユーリゼファー!

灼熱の接戦を制すのは
このオレだ!

夏の暑い日差しが降り注ぐ8月1週の海外競馬場では、海外短距離レースの最高峰と称されるモーリス・ド・ゲスト賞が開催され、1番人気の『ユーリゼファー』(かな氏所有)が『ヨシザルパサー』(YOSHI氏所有)との熾烈な叩き合い勝負の末に勝利した。

「前走のCBC賞は内ラチ沿いから飛び出す良い内容の競馬ができたし、この調子でいけば勝つ自信はあります。国内ではまだGTをとっていないので、ここでとって凱旋帰国したいですね」と笑顔で話す主戦騎手ののぶちん。

レース当日のユーリゼファーの人気はぶっちぎりの1番人気。「勝つ自信がある!」と話したのぶちんとユーリゼファーのコンビは、軽快にゲートから飛び出すと馬群やや前方に陣取り、折り合いよく道中を進む。4コーナーを回

り勝負の直線に差し掛かると、他馬より早目にユーリゼファーが動き出す。得意のロングスパートで難なくトップまで躍り出るが、NHKマイルC王者のヨシザルパサーがこれを猛追。アタマ一つのところまでヨシザルパサーが追い上げるが、勢い衰えぬユーリゼファーがこれをかわし、海外GTを勝ち取った。

「今日はのぶちんとユーリゼファーが頑張ってくれましたね。海外遠征した甲斐がありました。しかし、ヨシザルパサーは強いですね、さすがNHKマイルの王者です。でも、その馬に勝てたってことはユーリゼファーも勝てるということです。今後は国内GTを狙いますよ」と意欲的に話すかなオーナー。

現在4連勝中のユーリゼファー。秋に行われる国内GTに勝ち、連勝記録を伸ばすことができるだろうか。期待しよう!

函館サーバー2歳馬情報!

8月3週を迎えた函館サーバーは、今シーズンも多くの期待馬が誕生した様子。さっそく将来のスターホース候補生を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ネヴァーベンド産駒の『ハナコ』(摩周氏所有)だ。「この馬は間違いなくサーバートップクラスの素質を持った2歳馬です。今まで数多くの競走馬を見てきた私が言うのだから間違いありません。ただ…少し小回りが苦手な素振りを見せるのでそこだけが気がかりです。この弱点をいかにカバーするかが肝になりますね」と熱く語る牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、コンデュイット産駒の『シェナドゥーノ』(大魔王氏所有)だ。「普段は少し頼りない部分を見せる馬ですが、調教になると見違えますね。特に併走するライバルがいると俄然やる気がでるみたいです。それに、フォームもいいし、パワーもあります。パーフェクトですね♪」と笑顔で話す厩務員の川村。

ハナコ / シェナドゥーノ