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Live!スポーツ 福島版 第11号

GT初勝利!

天皇賞・春はビッグマンが制す!

春の盾を手にしたのは大穴馬!

あいにくの雨模様となった5月1週目、京都競馬場では天皇賞・春が開催され、これを『ビッグマン』(後方侭氏所有)が制しGT初勝利を飾った。

ビッグマンは中団内寄りに位置し、様子を窺いながら進む。最後のコーナーを回り直線で抜け出すと、徐々に後続を引き離しにかかった。それを『パロムクリーク』(マック氏所有)が大外から一気に差しにかかる。2頭は大接戦を繰り広げほぼ同時にゴール。写真判定の末、ビッグマンがクビ差で勝利した。

「いや〜すごい嬉しいです!初挑戦でGTを勝利できたのは、ほんとびっくりですよ。この距離は初めてだったので、出走前不安はありました。でも、ビッグマンはスタミナが高く、脚下もしっかりしているので、いざ走ってみると結

構いけるんじゃないかと思いました。他の強豪馬たちと競り合えるくらいに成長したんだなーと思うと、今後が楽しみになってきます!」と、追不届騎手はコメントをした。

10番人気の大穴が、オープン初挑戦に選んだ淀の舞台で見事羽ばたいた。オーナーの後方侭氏にとっても初めてのGT勝利となり、ビッグマンは大きな1勝を後方侭氏にプレゼントした。

期待の2歳馬特集!

5月に入り新緑が芽生えはじめたここ福島ワールドでは、各厩舎の期待の新馬情報がちらほらと入るようになってきた。その中から、気になった若駒を3頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ハイペリオン産駒の『パレンテシ』(季節外れのサンタ氏所有)。動きがしなやかで高貴さを漂わせる牝馬だ。全体的に能力のバランスが良

く、ワールド内でもトップクラスといえよう。走れる距離が限られるので、出走するレースをしっかり見極めて欲しい。オーナーの季節外れのサンタ氏はまだオープン未勝利。Lv10の壁を越えられるか、パレンテシに期待がかかる。

次に紹介する馬は、ロイスアンドロイス産駒の『ロバートバーンズ』(GB氏所有)だ。「見てください、この引き締まった馬体。惚れ惚れしますね。まだ若いのに根性があるので、レースになると持ち前の勝負根性を遺憾なく発揮してくれそうで楽しみです。この仔は大器晩成型なので、焦らずじっくり育ててGT勝利を目指しましょう」と牧場長の柏木。

最後に紹介する馬は、ハイペリオン産駒『ドラマリオン』(スーパー氏所有)だ。父馬に似て非常に人懐っこい性格をしている。持続力が高く、うまく折り合いつけば得意のスピードで駆け抜ける姿が見れそうだ。育ちが早いので、2歳馬のうちから活躍が期待できるだろう。

パレンテシ / ロバートバーンズ / ドラマリオン