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Live!スポーツ 福島版 第10号

GT初勝利!

オークスはエレガントスカイ!

デッドヒートを制し金星を挙げる

あいにくの雨模様となった5月4週目、多くの競馬ファンで賑わう東京競馬場では、樫の女王決定戦・オークスが開催された。レースを制したのは2番人気の『エレガントスカイ』(マック氏所有)。直線、先行していた『ミドリアサヒ』(はちべぇ氏所有)との激しい叩き合い勝負を繰り広げ、100m付近でかわしてそのまま入線。ゴールを駆け抜けた瞬間、長介騎手はガッツポーズを見せた。

「エレガントスカイにデビュー戦で騎乗した時、余裕で走る様子を見て、鍛えればこれからもっと強くなる馬だと感じました。ちょっと気性が荒いのが気になったけど、馬との折り合いさえ欠かなければ十分GT戦線で通用するんじゃないかってね。だから今日はすごい楽しみにしていたんですよ。オークスを視野にいれて臨ん

だ前走の忘れな草賞では惜しくも2着でしたが、今日の万全な仕上がりを目にして、レース前から気持ちが高ぶりました。絶対勝てるって思っていただけに、この結果には満足しています」と、長介騎手は嬉しそうにコメントした。

デビューから4戦目で、クラシックタイトルを手にしたエレガントスカイ。これからどんな活躍をするのか楽しみだ。

期待の2歳馬を探せ!

初夏を迎え、2歳馬戦の始まりが近づくここ福島サーバー。今シーズンも、オーナーの期待を背負った若駒達がたくさん誕生している中から、気になった3頭を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、フェアウェイ産駒の『プラエニウェイ』(将軍氏所有)だ。サーバー内屈指の素質を秘めており、育て方によってはすぐに重賞勝利を飾れる可能性を持っている。とにかく

勝負根性があり、どの馬との激しい叩き合いにも負けない闘志が素晴らしい。

次に紹介する馬は、あのシーザスターズ産駒の『ナックルヒメ』(男子バレーボール氏所有)だ。牝馬ながらそのしっかり整った馬体は、牡馬と間違えるほどに迫力を感じる。父馬に似た力強い走りと、驚異的な瞬発力を武器に、後方から一気に駆け上がる姿が思い浮かぶ。来年のクラシックを賑わせてくれそうな1頭だ。

最後に紹介する馬は、ダイナサンキュー産駒の『ダイナレオ』(はちべぇ氏所有)だ。有り余る体力と、豊富なスタミナを持っており、長距離でもスタミナ切れを心配することなく走らせることができるだろう。芝・ダートどちらも走れるので、活躍の場が広がりそうだ。

プラエニウェイ / ナックルヒメ / ダイナレオ