競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 福島版 第8号

混戦制す!

帝王賞はユキノクジュハチ!

叩き合いの末掴んだ勝利!

春競馬も終わりを告げる6月4週目、地方競馬場ではダート最強馬を決める帝王賞が開催され、『ユキノクジュハチ』(チームユキ氏所有)が1番人気に応え見事勝利した。

レースは、先行して走っていた集団が最後まで混戦に縺れ込む形となった。残り100m付近まで、ユキノクジュハチ、2着馬『ミユミリアン』(秀哉氏所有)、3着馬『イチローテキーラ』(いちろー牧場氏所有)の3頭が激しい叩き合いを繰り広げた。

「直線に入って、前に出たミユミリアンになんとかして追いつきたい一心でした。たぶん仕掛けるのがもう少し遅かったら負けていたんじゃないかなと思いますね。並んだらあとはもう叩き合いの勝負です。パワーと根性がある馬なので、叩き合いには負けない自信ありました。今日も力強い走りの

おかげで勝利を掴むことができて嬉しいです!どんどん進化していくのを感じます」と、ライム騎手は笑顔でコメントを寄せた。

今シーズンに入りドバイWC・帝王賞とGT勝利をあげ、レースに出走する度に強さを発揮するユキノクジュハチ。ダート王と呼ぶにふさわしいだろう。今後も活躍に期待しよう!

最新!2歳馬特集

8シーズン目を迎えたここ福島サーバーでは、今シーズンも優秀な若駒が多く誕生したようだ。その中から将来の活躍が期待できそうな馬を3頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、シガー産駒の『シューシガー』(秀哉氏所有)だ。今シーズン誕生した2歳馬の中で潜在能力は最も高いといえるだろう。「素質はかなりあるので、じっくり育て上げれば大物になると思いますよ。ただ、右回り・小回りが苦手みたいなので、

レースに出走する際はしっかり蹄鉄で補って欲しいですね」と牧場長の柏木は話す。オーナーの秀哉氏に、念願のGT勝利をもたらすことができるか期待がかかる。

次に紹介する馬は、ライブリマウント産駒の『ツルレイシ』(湘南番号氏所有)だ。非常におとなしく、人懐っこい性格をしている。「この子は瞬発力が高くて、直線での鋭い伸び脚が最大の武器かな。まだまだ伸び盛りなので、仕上がりが楽しみだね!」と話すのは調教師の村上。来年の重賞戦線を賑わしてくれそうな1頭だ。

最後に紹介するのは、『ラブシックディール』(旅人氏所有)だ。牝馬ながら牡馬にも劣らない引き締まった体をしており、ハードな調教にも耐えることができるのが魅力的だ。すでに2歳新馬戦に出走し、2着に5馬身差という圧倒的な強さでデビューを飾っている。今後の走りに注目だ。

ラブシックディール / ツルレイシ / シューシガー