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1200負けなし秋競馬最初のGTレース、10月の第1週目中山芝1200mのスプリンターズSが行われ、このレースを制したのは6番人気の『キャットサイス』(セツナ氏所有)だ。人気もあまりなく、キャリアも浅かった。しかし、そんな不安をよそに見事GT初制覇を決めた。 レースは、まずまずのスタートで内々の3、4番手から先頭をマークする形。最終コーナーに入ってから、ロングスパートをかける。前を走る『アジャイルダガー』(コッピー氏所有)が粘る粘る。ゴール前際どい勝負を外キャットサイスがハナ差で差し切り、勝利した。 同馬はこれで、1200mのレースでは4戦4勝と無傷の4連勝を飾っている。まさにスペシャリストというにふさわしい1頭であることは間違いない。「最後は際どい勝負できたから、写真判定の間はドキドキが止まらないほどでした |
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よ。1200mのレースでは負けてられません。今後はマイル戦にも挑戦してパートナーにGTの勲章を多く取らせてあげたいですね」と主戦のアオイ騎手は語った。 アオイ騎手のコメントのように、今後はスプリントからマイルなどの短距離戦線を独占してしまうような大活躍を期待したい。これからも短距離王の動向をチェックだ。 ここでもキャットの勝ち
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『ギンタブレオノチス』(まろ氏所有)が大きな逃げを決行。速いペースで後続を突き放しながら逃げる一人旅。このまま逃げ切ってしまうかのようにラスト200mまでリードは保ったまま。さすがに前半のペースが苦しかったのか、徐々に後続との差は縮まり、残り100mでキャットアガシオンがやって来た。連れて『グラシカルバウム』(ボラン氏所有)も上がってくるが、GT馬の底力で他馬を捻じ伏せ、見事キャットアガシオンが勝利を飾った。
クイーンエリザベス2世C 勝ちのある同馬、日本でもその実力は上位であることは間違いないだろう。今後は日本の天皇賞、ジャパンC、有馬記念の大舞台を目指すのか、それとも海外へと挑戦をするのか、次走が気になるところだ。
