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Live!スポーツ 東京版 第29号

念願のGT初勝利!

フェブラリーステークスはレボリューション!

走りに革命を起こし復活!

見事な冬晴れとなった2月4週目、東京競馬場では、冬のダート最強馬を決めるフェブラリーステークスが開催され、多くの競馬ファンが詰め掛けた。勝利したのは5番人気の『レボリューション』(たっかぁ社長氏所有)。最後尾から驚異の追い上げをみせ逆転勝利をあげた。

7枠14番からスタートしたレボリューションは、最後尾からしっかりと先方集団を追走する。4コーナーを回り直線に差し掛かると、溜めていた脚で一気に加速し他馬を次々と抜いていく姿に、訪れていた観客が沸き立つ。残り1ハロン辺りで、先頭を走る『チジョボニー』(ゆーろ氏所有)を捉えると、そのままアタマ差かわしてゴール板を駆け抜けた。

トモエ騎手は「やりました!念願だったGTを勝利できて嬉しいです。昨シーズンの秋以降勝てな

い時期が続いていて、結構騎乗の仕方に悩んでいたんですよね。前走でようやく手応えを掴んだ感じかな。フェブラリーSはドバイへの前哨戦とも言われてますが、ドバイに向けて調整するかどうかはオーナー次第だと思います。やっぱり距離の適性もありますから。でも、私はぜひ世界に挑戦してほしいですね。今日はほんと勝ててよかったです」と、久しぶりの勝利に笑顔をこぼした。

期待の2歳馬特集!

新シーズンを迎えたここ東京サーバーでは、馬主の期待を背負った新馬が続々と誕生している。今回は、将来のスターホース候補になりそうな3頭を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、『ブルースカイハート』(ヌビアコネクション氏所有)だ。今シーズン誕生した2歳馬の中で、能力はトップクラスといえよう。直線で見せる鋭い脚は切れ味抜群。エクリプ

ス賞で最優秀短距離馬に選出された父馬アルデバランのように、同馬も主に短〜中距離での活躍が期待される。左回りを苦手とするようなので、蹄鉄でしっかり補ってレースに臨んでほしい。

次に紹介する馬は、エイシンブレストン産駒の『ユニバーサルバニー』(うまし氏所有)だ。「普段から堂々としていて、大物を予感させますね。良い素質を持っているので、早く調教して走らせてみたいです」と話すのは、牧場長の柏木。

最後に紹介する馬は、ヒムヤー産駒の『ハイサイアマルガム』(ヒトテン氏所有)だ。引き締まった馬体からはパワー溢れる走りが期待できる。育ちが早いので、しっかり鍛え上げれば2歳のうちから活躍する姿が見れるだろう。

ブルースカイハート / ユニバーサルバニー / ハイサイアマルガム