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Live!スポーツ 東京版 第26号

豪脚 差し切り!

桜花賞 シューズルリーが制す!

目指すはマイルの女王!

4月2週の阪神競馬場では桜の女王を賭けた戦い・桜花賞が開催され、前哨戦のチューリップ賞を制した『シューズルリー』(くつ氏所有)が桜の冠を勝ち取った。

レースでは、豪快に差し切る競馬を得意とするシューズルリーに好都合の外枠12番からの発走となった。GTファンファーレが鳴り響く中ゆっくりとゲートインし、レースに備えた。スタートは順調、馬群やや後方の好位置につけると、周りの様子を窺いながら慎重にレースを運ぶ。最終コーナーを回りながら徐々に外に持ち出すとジワジワと加速し、一頭、また一頭抜き去り順位を上げていく。残り100m程で、体一つ完全に抜け出しそのままゴールへ一直線。自慢の豪脚を武器に桜花賞を制覇した。

「まず一つ目標を達成できました。シューズルリーはマイルを走っ

てこそ活きる馬なので、あとは春と秋のGTを勝てたら言う事無しですね。今日のレースも持ち味をしっかり出して勝てたし、まだまだ勝てる馬ですよ。今シーズンのマイル重賞は期待していてくださいね!」とコメントする騎手のくつくつ。

シューズルリーの戦績は4戦3勝、全て1600mへ出走している。今後に控える春、秋のGTで結果を残し、マイルの女王となる事ができるだろうか!

東京期待の2歳馬は!?

今シーズンも多くの2歳馬が誕生した4月3週の東京サーバー。将来、スーパーホースになりそうな期待馬が2頭いるので紹介しよう。

最初に紹介する馬は、レガシーワールド産駒の『ワイルドチェリー』(紅RH氏所有)だ。「ガッシリした馬体に惚れ惚れしちゃいます。毎朝この馬の様子を見るのが

楽しみで仕方ないです。なかなか癖のある仔ですが、特徴を見極めれば活躍してくれそうですよ。本格化するのは結構先になりそうです」とワイルドチェリーの体をパンパン叩きながら嬉しそうに話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、アグネスタキオン産駒の『セブンデイズサン』(さすらいの白猫氏所有)だ。「この馬の噂は聞いたわ。昨日調教を見に行ってきたけど、あの馬は将来大物になるんじゃないかしら。出脚も良かったし、跳ぶように走る姿はなかなかのものだったわ。重賞位なら良い結果を残せると思うわよ」とコメントする調教助手の友部。

今回紹介した2頭は同世代の中でも特に飛びぬけた期待馬だ。重賞で活躍することはもちろん、うまくいけばビックタイトル制覇も可能だろう。これからの成長が気になる2頭だ。

セブンデイズサン / ワイルドチェリー