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Live!スポーツ 東京版 第24号

竜巻よ突き進め!

きさらぎ賞はハイサイトルネード!

クラシックに王手!

2月3週の京都競馬場では、クラシック戦線を目指す有力馬達が一堂に集まる一戦・きさらぎ賞が開催され、『ハイサイトルネード』(ヒトテン氏所有)が勝利。春のクラシックに王手をかけた。

レースでは、内枠3番からの発走となったハイサイトルネード。スタート直後から馬群の内側に入ってしまい、前を行く競馬を好む同馬にはやや不利な位置となった。道中は他の先行馬を前に見る形でじっくりと進み、好機を伺う事に専念。最後の直線に差し掛かると、先行する馬の間に生まれたわずかな隙を突き進む。あっさり馬群を抜け出すと、そこから末脚を炸裂させ急加速。レースを制すると共に、春のクラシック戦線に王手をかけた。

「序盤は位置取りが上手くいかずになかなか厳しかったので、無理をしないで道中を進むことに専

念しました。ハイサイトルネードも落ち着いて走ってくれたので意外と上手くいきました。最後の直線でもすんなり前に抜ける事が出来ましたしね。あとはもう、クラシックに向けて一直線です。ハイサイトルネードならいけると思ってます。期待しててくださいね」と騎手のヒロシ。

前シーズンに出走した全日本2歳優駿等の重賞レースでは、あまり良い成績を残す事が出来なかったハイサイトルネードだが、今シーズンに入ってから彼の動きは見違えるように良くなったと陣営はコメントしている。この調子でいけばクラシック制覇も夢ではない!

最新!2歳馬情報!

新シーズンになり今年も多くの期待のホープが誕生していると噂の東京サーバー。その中でも、特に将来の活躍が期待できる2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ミスワキ産駒の『ミスワキリカチ』(南衣織氏所有)だ。牧場で走る姿を見た所、スピード・スタミナには相当の期待ができそうだ。また、陣営の話しでは、もの凄いスピードで長い距離を走り続ける事も得意としているようだ。現在までに誕生してきている同世代の中で、間違いなくトップクラスの潜在能力を持っているだろう。来シーズンのクラシック戦線での活躍が楽しみな一頭だ。

次に紹介する馬は、オグリキャップ産駒の『アヴェマリア』(ヨガ氏所有)だ。同馬の魅力はキレのある末脚だろう。牧場でも力強く鋭く伸びるダッシュを見せていた。負けず嫌いの面もあり、ここ一番の勝負どころで踏ん張ってくれるだろう。特徴をしっかりと見極めて育成すれば、数々のレースで活躍が期待できそうだ。

ミスワキリカチ / アヴェマリア