クラシックへ向け一直線!春の日差しが暖かい3月4週の中山競馬場では、クラシック前哨戦であるスプリングステークスが開催され、2番人気の『ファーゴ』(みっこ氏所有)が勝利。クラシック戦線に向け準備万端である事をアピールした。 レース序盤、真っ先にハナを奪い逃げる『モーニデメトル』(モーニング氏所有)を前に見ながら、馬群前方で様子を伺うファーゴ。最終コーナーを回り前を向くと、評判の良い末脚で一気に加速。他馬を軽々と振り切り1着でゴール板を駆け抜けた。 「今日のレースは満足できる内容だったと思いますよ。後半でしっかり伸びてくれたし、リズムも良かったです。前走の共同通信杯はあまり良い結果じゃなかったので、今回結果が残せて安心しています。ファーゴの調子も良いし、準備万端です。クラシック戦線で |
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もきっとファンの皆さんの期待に応えられると思います!期待してくださいね」とレース後にクラシック戦線に向けた意気込みを語る主戦騎手のジギー。 ジギー騎手も話すように、ファーゴが魅せた末脚のキレは素晴らしく、今シーズンのクラシックで大注目を浴びる事だろう。また、今レースで2着に付けた『エボカキンッポイノ』(うは氏所有)も同じく、クラシックでの活躍が期待できそうな有力馬だ。今シーズンの春競馬戦線は盛り上がる事間違いなし。期待しよう! 次世代のスターホースはどこだ!今シーズンに誕生した2歳馬たちもスクスクと成長し、一部の産駒はもう入厩し始めているようだ。今回は、誕生した若駒の中でも特に期待のホープを、2頭紹介しよう。 まず最初に紹介する馬は、エ |
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ルコンドルパサー産駒の『エキパージュ』(アルシオーネ氏所有)だ。全ての能力において優れており、間違いなくGT戦線に名乗りを挙げてくる一頭だろう。時折、自分の限界を超えた走りを見せるようで、同馬を所有するアルシオーネ氏は、その走りにかなり期待しているようだ。現在の様子を見る限りデビューはまだまだ先になりそう。慌てずにじっくりと育成していってほしい。
次に紹介する馬は、トウカイテイオー産駒の『フォースステージ』(帝王氏所有)だ。先に紹介したエキパージュと同じく、この馬の潜在能力も素晴らしい。体力に絶対的な自信を持っているようなので、激しいレースの後でもピンピンしている事だろう。しっかりと特徴を見極めて育成すれば、大舞台での勝利も見えてくるはずだ。