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Live!スポーツ 東京版 第22号

底力で勝利!

Vマイルはエールヘイスティン!!

上位ランク馬の実力発揮!

5月3週東京競馬場では、春の古馬女王決定戦に位置づけられるヴィクトリアマイルが開催され、東京サーバー屈指の強豪・サイレンス氏が所有する、『エールヘイスティン』が勝利。今シーズンの競走馬ランキングで上位に食い込む馬だけに、その実力は間違いなく本物だ。

「今日のレースは、名の通った馬主さんが所有する自慢の競走馬が多く出走していたので、かなり気合が入りました。エールヘイスティンも心なしかピリピリした様子でしたしね。上手く乗る事で頭が一杯でしたよ。ゴール直前で『ディモルケンチャン』(ディモル氏所有)が真横に迫ってきていたけど、エールヘイスティンが踏ん張ってくれたのでなんとか勝つ事ができました。かなり接戦にはなりましたが、観客の皆さんに楽しんでもらえる良い競馬ができたと

思います」と、レース後の結果を冷静に振り返る騎手のニゲール。

サイレンス氏は、東京サーバーの馬主ランキングにその名を連ねる強豪馬主だ。通算のGT勝利数は39勝と、その成績は輝かしい。エールヘイスティンの活躍はもちろんの事、同氏所有の競走馬が出走するレースも要注目。観客の期待に応えるレースを魅せてくれるだろう。

目指せスターホース!2歳馬情報!

東京サーバーは6月に入り、新馬戦を間近に控えたスターホース候補生が続々と入厩し始めている。ここでは今シーズンに誕生した2頭の若駒を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、ニューアプローチ産駒の『タイキバレット』(大樹龍一郎氏所有)だ。同馬が有する潜在能力の高さは、今シーズンの現時点までに誕生した産駒の中で群を抜いている。ま

た、展開の速いレースを大得意としており、時に期待以上の走りで勝利を掴んでくれる事もあるだろう。目標を定めてしっかりと育成すれば、来シーズンのクラシックや重賞勝利も十分狙っていけるだろう一頭だ!

次に紹介する馬は、ニッポーテイオー産駒の『フォーティセブン』(さすらいの白猫氏所有)だ。レースの状況を判断して上手く折り合う事を得意とする同馬は、芝・ダート両馬場を得意としており、様々なレース状況に対応出来る柔軟性が魅力。能力面ではタイキバレットに一歩及ばぬものの、それを補う素質を持っている魅力に富んだ競走馬だ。同馬も重賞勝利を狙える大物になり得る存在。この二頭の若駒の今後に期待しよう!

タイキバレット / フォーティセブン