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Live!スポーツ 東京版 第21号

底力見せ付ける!

モーリス・ド・ゲスト賞はコーストクレイオス!

荒れ模様の激戦!

真夏の日差しが照りつける8月1週、芝1200mで行われるモーリス・ド・ゲスト賞が開催された。レースは6番人気の『コーストクレイオス』(コインドシルバー氏所有)が勝利。2着には14番人気の『ルイジプロセルピナ』(くまのクレール氏所有)が入り、荒れ模様の接戦が繰り広げられた。

「序盤から良い位置をマークできたので、そこそこの余裕を持って走れました。遠征の影響もあまりなく、調子もリズムも良かったし、末脚のキレも十分に出せました。最後の最後でルイジプロセルピナに並ばれた時はヒヤリとしましたけど、なんとか行けましたね。今日は良いレースが出来たと思います。次のレースも決まっているので、応援宜しくお願いします」と、コメントする主戦騎手の柴田政人。

今日のレースは、5着までが0,

1秒差とかなりの混戦となった。大外から凄まじい勢いで追い上げる『ローションマスター』(うはRH氏所有)の末脚も目を見張るものがあり、コーストクレイオスを追い詰めたルイジプロセルピナも魅力十分で今後が気になる所だ。

コーストクレイオスと柴田政人のコンビは、今後どのような競馬を見せてくれるのだろうか。今後の活躍に期待しよう。

期待の2歳馬情報!

今シーズン最初の重賞も開催され、盛り上がりを見せる2歳馬戦線。今シーズン期待のホープを2頭紹介しよう!

まず最初に紹介する馬は、スペクタキュラービッド産駒の『フレンチレイラ』(フレンチ氏所有)だ。同馬は、短中から中距離までのダートを得意としており、スタミナを温存して走る独自の走法や、しっかりと溜めた脚を活かしたロン

グスパートが魅力。ハイペースのレース展開では期待を上回る競馬を見せてくれそうだ。まだまだ成長前で真の能力は発揮していないので、重賞戦線を見据え、焦らずじっくりと育成していって欲しい。期待度・大の新星だ!

次に紹介する馬は、黒光りする馬体が大物の予感を漂わせる、サンデーサイレンス産駒の『ランテルディ』(アルシオーネ氏所有)だ。疲れを知らない満ち溢れる体力が自慢の同馬。道中でじっくりと脚を溜めつつ折り合い、ここぞというタイミングで一気に差し切る豪快な競馬を得意としているようだ。また、ここの所グングンと馬体が成長してきているので、デビュー戦はそう遠くないだろう。同馬がどのようなレースを見せてくれるのか期待しよう。

フレンチレイラ / ランテルディ