古馬を蹴散らすパワー！

９月５週中山競馬場ではオールカマーが開催され、５番人気の伏兵『ルージュライン』（及川刹那氏所有）が、強豪古馬を蹴散らし勝利を掴んだ。

「ルージュラインは最近調子がいいみたいでやる気がすごいんですよね、序盤から位置取りも良かったし６００ｍ過ぎてから予想以上に頑張って走ってくれたので、意外とあっさり勝つ事が出来ました。今回のレースは古馬の出走が多く馬場も悪かったので、人気位の着順になれればいいかなと思っていたんですけどね、パワー全開で勝つ事が出来たみたいです。アハハ」と勝利の嬉しさに笑いながら話す騎手の尚紀氏。

騎手の尚紀氏もコメントするように、ルージュラインはここの所調子を上げてきているようだ、前走は４着に終わっているが、デビュー時と比較すると力をつけてきてい

る事が伺える。この先の重賞には同馬が得意とする中〜長距離のレースが多いので、出走の場が増える事だろう。同馬が更に経験を積み、心身ともにピークを迎えた時にどんな競馬を見せてくれるのか期待しよう。

東京２歳馬情報局！

今シーズンの東京サーバーの２歳馬は能力の高い馬が多く、まさに豊作と言っていいだろう。その中でも特に目を引く将来のスターホース候補馬を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、『ブロードネイル』（ｍａｓａ氏所有）だ。同馬は全体的な能力が高く、レースの展開や他の馬の状態を感じ取り、上手く折り合いを付ける能力を持っている。混戦にも強く、他の馬を蹴散らしてでも前に出ようとする根性が備わった素晴らしい馬だ。しかし、馬場適性があまり高くないようなので、レース出走時には馬場に合う蹄鉄