競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 東京版 第14号

ジャパンカップもタッチナイトシーザだ!

3冠馬ここでも勝利!

GT4勝目

東京芝2400mで行われたジャパンカップ。このレースを制したのは、『タッチナイトシーザ』(タッチ氏所有)だ。同馬はこれでGT4勝目。見事4冠を達成した。

レースは、積極的に行く馬がおらず横に数頭が広がった状態となった。経済コースを回った1番の『キヤノン』(青鋼氏所有)がレースを引っ張る展開に。最後の直線に向くと5、6頭が横に並び、真ん中からタッチサイドシーザがじわじわと伸び早め先頭へ、そのまま後続の追撃を振り切り1着でゴールイン。三冠馬に輝いたその実力はは伊達ではなかったと思わせる勝利となった。2着には、大外からすごい脚で突っ込んできた『オーロラジキル』(山下氏所有)が食い込んだ。

「ご声援ありがとうございます。なんたって三冠馬ですからね〜、皆さんに強いタッチナイトシ

ーザをお見せしたかったんですよ。初めての古馬との対戦でも通用しましたし。ここまで来たら、次は今年大一番の有馬記念で5冠馬を目指し、さらなる高みに立ちたいと思います。皆さんの期待にはこれからも応えていきたいので、応援よろしくお願いします」と主戦のサキッチ騎手は熱く語った。

主戦騎手のコメントのとおり、次走は有馬記念に出走する見込みだ。有馬記念をも制してしまうかの勢いで、日本のビッグレースを勝ちまくる。

来年は日本にとどまらず、海外へと羽ばたき、世界の強豪と対戦するのも楽しみの一つとなるだろう。

2歳女王はブープリズンだ

冬の阪神競馬場で行われた2歳女王を決める一戦、阪神ジュべナイルフィリーズが行われた。このレースを制したのは、4番人気

の『ブープリズン』(ブーブー氏所有)だ。2歳馬ながらキャリアは豊富、経験を生かし見事2歳女王の座に輝いた。

短距離から中距離まで距離の自在性がある同馬。来春の桜の女王へ向けて、これからの陣営の動きに要注意だ。

朝日杯はヴァイオレットヒルが制す

先週に引き続き、今週は牡馬の2歳チャンプを決めるレース、朝日杯フューチュリティステークスが開催された。2歳の頂点に輝いたのは、大本命の『ヴァイオレットヒル』(紅RH氏所有)で、ファンの期待に応えた。

レースでは、最後の直線で危なげない走りから早めに抜け出すと、後続を寄せ付けず2着に1と4分の3馬身差をつけて快勝した。

スピード能力がずば抜けている同馬は、来シーズンでもマイルレースでの活躍が期待される1頭だ。来年のマイル王の誕生に今から期待だ。

ブープリズン / ヴァイオレットヒル