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Live!スポーツ 東京版 第4号

G1レース7勝!! 新女王

新女王 レディブラック

新女王として

現在東京サーバーにて、新女王として君臨している「レディブラック」(みっこ氏所有)。

現時点での連対率は85%と、安定感抜群のパフォーマンスを見せている東京サーバー新女王の戦績を振り返りたい。

デビュー前から周囲の期待は高く、2歳時には阪神JFを制覇し早くも大物の片鱗をみせる。年明け3歳になると、牝馬クラシック第1弾の桜花賞を勝利。続いてNHKマイルカップも勝利し変則2冠を達成。その後の安田記念では、疲れも見え始め3着と惜敗するものの、「レディブラック」へ評価は次第に高まっていった。そして、自身初の海外挑戦を決断し、第一弾としてジャック・ル・マロワ賞に出走。

安田記念の敗北から5番人気と評価を下げるが、ここ一番での

勝負強さを発揮し、他を圧倒するレースを見せた。勢いそのままに愛チャンピオンSへ出走し、内から一気に抜け出しそのままゴールへと駆け込んだ。
  帰国後、最大の目標である変則3冠制覇に向け、「レディブラック」は最終章の「秋華賞」へ挑戦し、難なく勝利を収め、同世代との勝負付けは済んだ。

3歳最強牝馬の称号と共に「天皇賞・秋」では古馬と再戦するが、あと一歩届かず苦汁をなめる。しかし、ここでの敗北がその後のマイルチャンピオンシップへの糧となった。懸命に逃げる「ネオブライトチタン」(由美氏所有)を最後ハナ差で差し切り勝利。この勝利で通産G1勝利数を7勝とし、東京サーバーに新女王が誕生した。

今シーズンで繁殖入りか?それとも現役続行か?今度の動向に要注意である。

悲願の初G1制覇

今シーズンのジャパンカップダートを制し、悲願の初G1制覇を成し遂げたのは、「ティランドシア」(エッチマン氏所有)だ!。ダービーグランプリでは、ライバルの「バイツァダスト」(うは氏所有)に惜しくも敗れるが、ジャパンカップダートでは、見事にリベンジを果たした。

リベンジを誓ったジャパンカップダートは、前回の反省を生かすレース運びを見せる。スタート直後は、後方に待機し息を潜め道中の馬群の中、仕掛けるタイミングを狙う。

残り600Mでダンゴ状態の馬群の中からライバルの「バイツァダスト」(うは氏所有)が先に抜け出すが、「ティランドシア」騎乗の「Hマン」は悲願のG1制覇へ向い、「ティランドシア」にムチを打ち続ける、馬体が一歩一歩ゴールに向かい躍動し、遂に、ライバルの背中を捕らえゴール版を駆け抜けた。

エッチマン氏にとって「ティランドシア」は、忘れられない1頭になったであろう。「ティランドシア」は今後、エッチマン氏に2個目のG1タイトルをもたらす事ができるのだろうか?非常に楽しみである。