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Live!スポーツ シャティン版 第29号

すっげー末脚!

きさらぎ賞 ミスプロダインが制す!

低人気覆す!

2月3週の京都競馬場では、3歳クラシック戦線を狙う有力馬達がその実力を試す重要な一戦・きさらぎ賞が開催され『ミスプロダイン』(ダイオー氏所有)が勝利。昨シーズン末から続いた不調を吹き飛ばし、ファンに復活をアピールした。

「昨シーズン末に出走した阪神JFとNIKKEI杯はいまいちな結果でしたからね…。でもミスプロダインの実力はこんなもんではないはずです。私の目に狂いはありません。人気は低いですがやってくれると思っています!」といつになく真剣な表情で話す牧場長の柏木。

「なんとか陣営の気持ちに応えたいし、レースに勝って昨シーズンの苦い思い出を拭い去りたいですね」と出走決定時に話していた騎手のすっげー。その想いを吹き飛ばすかのように力強くゲートを

飛び出すと、順調に道中を進んで行った。レース最後の直線も圧倒的な末脚であっという間に加速し、必死に抵抗する有力馬達を次々にかわす。ゴール目前で勝利を確信したすっげーが、拳を突き上げながら1着でゴール板を駆け抜けた。

「今日の末脚、すっげー良かったです!前走とは比べ物にならないくらいっすよ。牧場の皆の期待に応えることができたし、ファンの皆さんにも良い競馬を披露することができました。とても満足しています。次はクラシックに向けてもっと頑張らなきゃいけないっすね!頑張ります!」と話すすっげー。

有力馬を蹴散らし、番狂わせを巻き起こしたミスプロダイン。今シーズンは、昨シーズンに勝ち損ねたGT勝利を掴み取ることができるだろうか!

シャティンの有力2歳馬は!?

新シーズンを迎え、2歳馬の話題で持ちきりのシャティンサーバー。今回はその話題の渦中にいる2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、メジロマックイーン産駒の『シルバーウィドー』(シャド氏所有)だ。「成長には時間がかかりそうな感じなので、じっくりと腰を据えて育成していきます。牧場での様子を見る限りでは、かなりいい素質を持っていそうですね。あとは、芝よりダートを気にいっているようなのでデビュー戦はダートがいいかも知れません。育成次第では怪物級のスターになってくれるかもと期待しています」と話すオーナーのシャド氏。

次に紹介する馬は、サクラスターオー産駒の『ハルフウェイ』(蒼生梨花氏所有)「毎日元気一杯でスクスク成長していますよ。大人しい馬ですけど、根性もありそうですし、どこを見ても非の打ち所がないですね。デビューしてからいかに早く経験を積ませるかが鍵になると思います」と話すオーナーの蒼生梨花氏。

ハルフウェイ / シルバーウィドー