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Live!スポーツ シャティン版 第27号

大器晩成!勝負はこれから!

フェブラリーSはチョメオリンピア!

海外2着は伊達じゃない!

2月4週の東京競馬場では、最高クラスのダート馬が一堂に集まる冬のダート王決定戦・フェブラリーステークスが開催され、10番人気の伏兵『チョメオリンピア』(ちょめ太郎氏所有)が勝利。ダート界の代表する強豪他馬との接戦の末、冬のダート王の座を奪い取った。

「ちょっと枠に恵まれませんでしたね…。今回は先行馬が多いので内に入ってしまいそうな感じですね。上手く抜け出せるかが勝負になりそうです。チョメオリンピアとロイズ君には頑張って欲しいです」とレース前に渋い顔でコメントしたちょめ太郎オーナー。

そして始まったレース本番、出脚こそ上手く決めたものの、オーナーの予感通りに馬群中ほどの9番手からのスタートとなったチョメオリンピアは、少々走りづらそうな素振りを見せつつ道中を進

む。そして、そのまま状況が変わらないまま第4コーナーを迎え、「これまでか」と思ったところでレースは急展開を見せる。最終ストレートに入る間際にチョメオリンピアが動き出すと、前を行く『ルーアン』(崇徳院氏所有)と『ダイナマイトダォー』(ヒデワン氏所有)の間に割って入り、そのまま猛スパート。力強い蹴り脚でハナを奪うと後続に半馬身の差をつけゴールに飛び込んだ。

「ついに本格化デスネ。昨シーズンのアーリントンミリオンは芝競走デスが内容のいい競馬だったし、マダ伸びる馬だと思っていまシタ。ココからが本当の勝負ですヨ。序盤はヒヤヒヤしましたけど、最後の直線での反応のよさはビックリシマシタ。これから伸びる馬なので期待していてクダサイ」とレース後ににこやかに話す騎手のロイズ。

今シーズンで5歳になったチョメオリンピア。ロイス騎手が本格

化と話すように今日の競馬は素晴らしい内容だった。これからの出走で、もう一花咲かせてくれそうな一頭だ。

新シーズン2歳馬速報!

新シーズンになり3月を迎えたシャティンサーバー。今シーズン誕生した2歳馬で、活躍しそうな馬を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、アワッド産駒の『コードフォー』(楽園牧場氏所有)だ。「ガッツがあるし、指示をしっかり聞いてくれるいい馬です!他の馬に比べたら育ちがゆっくりなので入厩してからも焦らずしっかりと調教するのがいいかなーって思います。成長後が楽しみですね!」と話す調教助手の滝本。

次に紹介する馬は、ヒムヤー産駒の『ヒムヤフレアー』(風氏所有)だ。「父ヒムヤーの血を受け継ぐだけあってスピードは良いものを持っていそうですね。馬体も見栄えが良いし、期待できる馬だと思いますよ」と話す牧場長の柏木。

コードフォー / ヒムヤフレアー