２歳チャンピオン決戦！

１２月第３週、中山競馬場で朝日杯ＦＳが開催され、『シャークオーシャン』（ばーばー１氏所有）が外から追い込み、２歳チャンピオンに輝いた。

新潟２歳Ｓでは最後方からの追い込みを狙うも、スローペースの展開で先行していた『ミスターウェルズ』（ミスターちん氏所有）に届かず２着に敗れた。続く東京スポーツ杯２歳Ｓでも、ややスローペースとなったレースで追込みが届かず『ハナラビ』（しんなぐ氏所有）に敗れ２着。

そんなライバル達が集うこととなった朝日杯ＦＳ。シャークオーシャンはこれまで同様に後方待機策を取った。ミスターウェルズとハナラビは好スタートを切ると先行し、競り合う形となった。レースは平均ペースで進み、最後の直線に入った。先行していたミスターウェルズやハナラビなど先行馬

が競り合う中、シャークオーシャンは冷静に状況を見極め、馬場の荒れていない外に出て、温存していた脚を一気に繰り出した。残り２００ｍ、先頭との距離をグングン縮め、ついに捉えると、そのままの勢いでゴール板を通過した。

「シャークオーシャンの瞬発力はすごいですね。新潟２歳Ｓでは出遅れて最後方まで下げたけど、今回は良いレースができました」と話すばば騎手。その力は本物であることを証明するかのように、これまでと同じ後方待機からの豪快な追い込みで、見事に２歳チャンピオンの座を勝ち取った。

２歳牝馬決戦！

１２月第２週、阪神競馬場で阪神ＪＦが開催され、『エイドリアンフォグ』（びゅー氏所有）が２歳牝馬頂上決戦を制した。

レースは序盤から『イロウチカケ』（コイウタ氏所有）が好スター