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Live!スポーツ シャティン版 第15号

海外で初GT勝利

Kジョージ&QエリザベスSはレプラコーン!

レコードでの快勝

7月の終わりに海外ではKジョージ&QエリザベスSが開催される。毎年海外の強豪馬達が出走するレースとして有名である。今年は日本の実力馬達4頭が果敢に海を渡り、海外の強豪達と火花を散らした。

見事に今年のこのレースを制したのは、日本馬の『レプラコーン』(アルテマ氏所有)だ。2着にも日本馬の『ヒシギオスダイオー』(ダイオー氏所有)が入り、日本馬のワンツーフィニッシュを飾った。

レースでは、まずまずのスタートから先頭集団に取り付き2、3番手を追走。最後の直線で4頭が横に広がる混戦へ。ラスト1ハロンから1番人気のレプラコーンが抜け出すと、他馬をどんどん突き放し2着に2馬身差を付けてゴールした。しかもレコードでの勝利となり、GT初勝利を海外で飾るというド派手なレースを披露してく

れた。

「強豪がたくさんいましたが、1番人気に応えることができ感無量です。この後は引退して種牡馬になるとの事ですので、今度はこの馬の子供でGTを取りたいですね」と主戦のランボ騎手はにこやかに語った。

今年は、ダービー馬のヒシギオスダイオーなどハイレベルなメンバーでの争いになったが、見事に人気に応え存在をアピールした。現在レプラコーンは現役を引退し、同氏の元で種牡馬となっている。子供達の活躍が楽しみだ。

秋の短距離王を探せ!

夏には秋に向けての前哨戦のレースが開催される。その中でもスプリント戦は行われ、数多く有力馬達の活躍をお目にかかれる。秋の始まりを告げるGTレース、スプリンターズSへ向けての有力馬達を探してみよう。

最初に紹介するのは、今年の

高松宮記念の勝ち馬『ジェフッカ』(ダークシャドウ氏所有)だ。GT勝利は実力がある証拠でもあり、短距離のレースでは一番怖い存在だろう。他にも重賞を勝っており、上位に来るのは間違いない。

2頭目に紹介するのは、アイビスサマーダッシュの勝ち馬『ラントンノダイン』(だいおー氏所有)だ。前走ではジェフッカを破っており、最近徐々に力を付けているのが窺える1頭だ。安定した先行策から押し切る可能性は高い。

3頭目に紹介するのは、『アルファコブラ』(ユミ氏所有)だ。重賞勝利こそまだないが、持っている素質は大物感がある。その黒光りする馬体で他馬をねじ伏せて欲しいものだ。

スプリンターズステークスまでまだ時間があるので、他にも力を付けてくる馬がいるかもしれない。秋のGTレース第一弾、スプリンターズステークスを見逃すな。

ジェフッカ ラントンノダイン アルファコブラ