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Live!スポーツ シャティン版 第12号

見事!!レコード勝利

秋の盾はグロリアスクラウン

秋華賞に続きGT2連勝

秋の盾争奪戦、天皇賞・秋は『グロリアスクラウン』(レインボウ氏所有)がレコードタイムで勝利、GT2連勝を飾った。

レースでは、ラスト200mで逃げる『サイベル』(サイボーグ氏所有)を強烈な末脚で捕らえると、そのままゴール板を駆け抜けた。「秋華賞後の疲労の影響も無かったですね。古馬が相手ということで、いつも以上に気合が乗ってたのではないでしょうか。特にゴーサイン時の反応は抜群でしたね。まだまだ成長できる部分もあるので、これからも見守って下さい」と鞍上のシン騎手はレース後にコメントしている。

同馬の血統を紐解いてみると、父に凱旋門賞2連覇を成し遂げている「チャンピオーネ」(ヒラマサ氏所有)、母は自身が所有し、オークス・有馬記念の勝利馬「グロリアスロード」と超良血統で、同

馬の強さの秘密はここにあるようだ。父と母の背中が大きいだけにグロリアスクラウンには、2頭の持つ記録を超えてもらいたい。

菊花賞馬はアテンザカクテル

牝馬でありながら「最も強い3歳馬」の称号を手にしたのは『アテンザカクテル』(アテンザ氏所有)。

レースでは、ラスト400mで外から一気にスパートをかけると、他を寄せ付けない強い走りを見せてレコードタイムで勝利した。「春からずいぶんと成長してくれました。オークスでは納得のいく結果が出せなく悔しい思いをしたので…今回勝てて本当に嬉しいです」と鞍上の木刀騎手はコメントしている。今後の展開については未定とのことだが、本紙はジャパンカップ、有馬記念と古馬路線参戦の可能性が高いと予想している。今後の展開に注目しよう。

デビューが待てない
2歳馬特集

16シーズンも残り僅かとなり、来シーズンに向けて動き出しているオーナーも多い中、未だにデビューをしていない2歳馬の新鋭達を紹介しよう。

1頭目は「メンズビューティー」(ウマウマ氏所有)を紹介。未だ成長段階でありながら秘めたポテンシャルは高い。特に、他馬との競り合いには自信を持っていいだろう。マイル路線で活躍が見込めそうだ。

2頭目は「コシアンエリザ」(こしあん氏所有)にピックアップ。まだまだヤンチャでありながらも、徐々に頭角を現している模様。性格に多少難があるものの、その他のバランスは一級品である。成長次第ではクラシックが見えてくるだろう。オーナーのこしあん氏に初の重賞勝ち、そしてGT勝利をプレゼントできるのだろうか。

アテンザカクテル