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Live!スポーツ シャティン版 第11号

桜花賞に続き勝利

3歳マイル王はザナヴィトミー

変則2冠達成

今シーズンのNHKマイルカップは、桜花賞に続き「ザナヴィトミー」(トミーイーガー氏所有)が制し、1番人気に応えた。

レースではスタート直後、いつも通り後方に待機。最後の直線で外から一気に抜け出すと桜花賞同様の鋭い末脚でゴールした。「桜花賞と違って今回は牡馬とも戦わなくてはいけなかったので、レースの戦略に頭を悩ませましたが、最終的にはいつも通りの競馬で挑みました。それにしても本当に強くなりましたよ、今後も楽しみです」と主戦のリクーム騎手はコメントしている。

今シーズンは共同通信杯で星を落とすものの、クイーンカップ、桜花賞、今回のNHKマイルカップと重賞3連勝を挙げている。今後の展開について陣営の発表は無いが、これからも競馬界を大いに盛り上げる存在に違いないだろ

う。

春の盾はアナザーサタデー

古馬最強を決める天皇賞・春は「アナザーサタデー」(ななもん氏所有)が最後の直線で「オルバイン」(陽成院氏所有)と「ニジェッラ」(アルテマ氏所有)とのデットヒートを制し、悲願のGT初勝利を挙げた。「昨シーズンは凄く悔しい思いをしましたので、今回勝てて本当に良かったです。前レースのダイヤモンドSから馬に気合が乗っていたので、必ず良い結果が出ると信じていました。オーナーさんに恩返しができました」と主戦のならはる騎手は、勝利の余韻に浸りながらコメントした。表彰式では陣営一同の笑顔が印象的なレースだった。

デビュー直前2歳馬特集

今シーズンも多くの2歳馬が誕生し、来るデビューを控えている。その中で本紙注目の2歳馬を

紹介しよう。

最初は「パラデューム」(中津川蓮氏所有)を紹介。今シーズンの2歳馬の中で間違いなくトップ3に入る好馬体。全体のバランスもしっかしており、父母の良いところを受け継いでる様だ。芝よりダートで力を発揮する印象。オーナーに初重賞をプレゼントして欲しい。

続いては「ベータータイム」(服部颯士氏所有)に注目。迫力のある馬体と柔軟な筋肉から出るスピードは脅威で、なかりスケールを秘めている様だ。芝、ダート問わず両方での活躍が期待できる。

次は「マケドニアガビー」(怪傑ズバット氏所有)。クセのある性格の持ち主だが、その他のバランスは一級品。豊富なスタミナと力強い走りでクラシックを狙いたい。

最後に「ヤマポートダイオー」(ダイオー氏所有)を紹介しよう。まだまだ完成には遠いが、大きな可能性を持っている。競り合いに弱そうな印象を持ったが、そこはこの馬の特徴である長く使える脚でカバーできそうだ。

アナザーサタデー