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ＧⅠ２勝目！１１月第３週、京都競馬場にて開催されたエリザベス女王杯にて、『イズンシーラブリー』（トーク氏所有）が勝利し、女王の座を手に入れた。 先陣を切って自分のペースでレースを展開させる戦法を得意としているイズンシーラブリーだったが、スタート直後は少々出遅れてしまったのか、馬群中央へ埋もれてしまう。「これはもう駄目かもしれない」関係者はそう予感したが、イズンシーラブリーとサラ騎手は諦めていなかった。レース終盤まで脚を温存し、最後の直線に入った瞬間イズンシーラブリーが動き出す。先行する馬を次々とゴボウ抜きにし、まるでこれが得意パターンかと思わせるような切れ味を見せつけた。後方からは『ラッキーロイヤル』（服部ファーム氏所有）が必死に追い上げてきたが、旋風となったイズン | |
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シーラブリーには及ばず、アタマ差でイズンシーラブリーが先にゴールへ飛び込んだ。 見事な走りでＧⅠ２勝目、今後も期待できる。 来シーズンを担う２歳馬まもなくシーズン終了という事で、今回紹介する２歳馬は、特に来シ ーズン以降活躍が期待される競走馬をピックアップしていきたいと思う 。 まず最初に『ニジェッラ』（アルテマ氏所有）を紹介する。なんとい ってもこの馬には、弱点という弱点が全く見当たらない。全てにおいて 基準値以上の数値を弾き出し、その姿は２歳馬の最終兵器といったとこ ろ。今は充電期間のようで、まだデビューを果たしていないが、来シー ズンのクラシック戦線では間違いなく台頭してくるだろう。 続いては『ガルバディベータ』（モンモン氏所有）だ。 |
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惚れ惚れするようなとても良い馬体をしている。この馬もまだデビューしていないが、調教の進み具合はとても順調で、仕上がりは８割といったところだろ う。ゲートが他の馬に比べて若干苦手らしく、スタート後の展開でどう 取り返していくかが見ものである。モンモン氏の初ＧＩ制覇を達成する ためにも、是非頑張って欲しい一頭だ。
三頭目は『ズートリックス』（ダルマ氏所有）を紹介する。スタミナ 、持続力に関しては２歳馬の中でもトップクラスの実力を誇っている。 特に自分が先頭に立ってレースを引っ張る展開でこそ、その能力が発揮 されるだろう。調教も順調に進んでいるようで、来シーズン序盤にはこ の馬が活躍姿を見る事が出来るのではないだろうか。
最後の紹介は『ジャックハリアー』（ライアン氏所有）。特に秀でて いるのが瞬発力で、他の競走馬と比べても群を抜いて高い能力を秘めて いる。９月にデビューを果たし、３戦３勝ととても素晴らしい走りを見 せてくれている。とても気性が良く、乗り手の能力を遺憾無く発揮する 良い馬で、来シーズンクラシック戦線での活躍が期待出来る。
