2度目の挑戦で初制覇!まだ夏の暑さが残る9月1週、海外競馬場では愛チャンピオンSが開催され、『ダイアライブ』(ヤマチャン氏所有)が『ブラックラヴ』(ウイード氏所有)との叩き合いを制して、勝利した。 レースでは、凱旋門賞などGTを3勝している『キャロルハウス』が先手を取ったが、Kジョージ&エリザベスSを連覇した実績のある『スウェイン』がすぐ横から追走しており、2頭が競り合う形でレースはスタートした。中盤は変化なくレースは進み、最後の直線に入ると、馬群の中団で脚を温存していたダイアライブが大外から、内からはブラックラヴがスパートを掛け、キャロルハウスとスウェインをトップから引き摺り下ろした。ダイアライブとブラックラヴが激しい叩き合いの勝負を繰り広げるが、ダイアライブがブラックラヴを振り切り、1着でゴー |
|
ル。愛チャンピオンS初勝利を飾った。 「昨シーズンは2着で悔しい思いをしたので、今回勝てたのはすごく嬉しいです!これからもがんばりますのでよろしくお願いします!」と話すのは、BECK騎手。 今回で通算GT3勝を達成したダイアライブ。芝とダート、どちらのGTも制しているダイアライブが今後どのレースで活躍してくれるのか、非常に楽しみだ。 期待の2歳馬特集!秋競馬のGTシーズンが迫り、盛り上がりを見せる札幌ワールド。今回は来シーズンでの活躍が期待できる若駒を紹介しよう。 まず、紹介するのは『コロフィアンマ』(コロ猫氏所有)。父は2002年エクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに選出されたウォーエンブレムだ。コロフィアンマは周囲から多くの注目を集めており、均 |
|
整の取れた馬体、軽やかな走りから他の若駒とは比べ物にならない資質を持っていると見られている。「いい馬だと思うけど、皆持ち上げすぎだね。いくら資質がありそうだと言っても、まだ調教も始めていないのにそんな期待されても困るよ。ま、嬉しいけどね」と話すのはオーナーのコロ猫氏。
次に紹介するのは『タッチザスカイ』(LEGACY氏所有)。父は英愛リーディングサイアーに輝き、ミルリーフなど多くの名馬を誕生させたネヴァーベンドだ。タッチザスカイは調教後もあまり息を乱さず、落ち着いた足取りで厩舎に戻っていく。スタミナはかなりありそうだ。「スタミナもあるのに、トップスピードもなかなかのものを持っている。他の能力も申し分ないし、いい競走馬になってくれそうだよ。」と話すのはオーナーのLEGACY氏。