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Live!スポーツ 札幌版 第26号

豪脚炸裂!

オークスはシャドーマロー!

女王の座を掴み取る!

5月4週、快晴に恵まれた東京競馬場では樫の女王決定戦・オークスが開催され、『シャドーマロー』(ヤマシロ氏所有)がオークス馬の称号を勝ち取った。

シャドーマローは好スタートを切ると、先頭馬をマークしペースを崩さずレースを運ぶ。4コーナーを回り先頭集団から抜け出すと、残り1ハロンあたりから勢いづいた脚はそのまま伸び、後続を引き離しにかかる。外から『コマリマクリ』(あるばとる氏所有)が追走してくるが、それを退け1着で駆け抜けた。

「デビュー戦を大差で勝利したとき、この仔はもっと強くなる馬だなって感じました。ただ次走で派手に負けてしまって、オープンを勝つにはまず走り方をなんとかしないとって。もともと度胸はある馬だったし、他馬と競り合ったときの根性もあったので、調整

をしっかり行えば十分クラシックを狙えると思ってました。今日の戦法は見事にハマったと思います。折り合いを欠くことなく走れたし、後半の伸びも良かった。クラシックを制覇できて嬉しいです」と、ガッツ騎手はコメントした。

クラシック1勝を挙げ3歳女王に輝いたシャドーマロー。今後の活躍に注目しよう!

未来のスターホースを探せ!

新馬戦が近づくここ札幌ワールド。各厩舎では、オーナーの期待を背負った若駒が続々と入厩し、調教に勤しんでいる。その中から活躍が期待できそうな3頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、サクラバクシンオー産駒の『サクラフェゴール』(どうでしょう班氏所有)だ。この馬はスピードと瞬発力に秀でており、スプリンターとしての素質は文句なしである。坂が苦

手のようなので、レースに出走させる際に蹄鉄の装着を忘れずにしてほしい。父のように短距離界を賑わしてくれる日が楽しみだ。

次に紹介する馬は、ヌレイエフ産駒の『サンペレグリノ』(ヤマチャン氏所有)だ。ワールド内の上位馬主ヤマチャン氏所有の、期待の一頭である。サンペレグリノは短〜中距離のダートを得意とし、直線で見せる鋭い末脚が武器。成長が早いので、毎日の調教をしっかり行えば2歳のうちから活躍するだろう。

最後に紹介する馬は、ロベルト産駒の牝馬『ロベヨミ』(farllee氏所有)だ。「とても人懐っこくて大人しいのに、コースを走ると牡馬に負けない力強い走りを見せてくれます。豊富なスタミナで疲れを感じさせないところも魅力ですね。ただちょっと重い馬場が苦手みたいなので、そこはしっかり補強してください」と厩務員の川村は話す。

ロベヨミ / サンペレグリノ / サクラフェゴール