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Live!スポーツ 札幌版 第23号

末脚炸裂!

宝塚記念はグーテデフェアリー!

春のグランプリで余裕の2馬身半差!

6月5週の阪神競馬場では、春競馬シーズンを締め括るGTレース・宝塚記念が開催され秋華賞やクイーンエリザベス2世C、シンガポール航空国際C等を勝利している『グーテデフェアリー』(キャロットクラブ氏所有)が勝利。世界をまたに掛けて活躍するグーテデフェアリーがその強さを見せつけた。

レース当日はあいにくの天気で馬場はやや重い状態。重馬場があまり得意ではないグーテデフェアリーは、脚下を気にしながらゲートを飛び出した。レース序盤は最後方で上手く折り合いながら、後半に備えてしっかりと脚を溜めつつ道中を進む。3コーナーを抜け最終コーナーを回りながら大外まで持ち出すと、他馬より早いタイミングで一気にスパートを掛ける。力強い末脚で泥を蹴り上げ

ながらトップスピードにのったグーテデフェアリーが、あっという間に他馬を抜き去ると、一着でゴール板を駆け抜けた。

「馬場に入ったときから脚下を気にしていたので今日は難しいかなと思ってましたが、そんな心配は無用でしたね。早めに仕掛けていってもしっかり伸びて、後ろを振り返れる余裕を作ってくれました。ここ最近調子のいい時が多いんですが、今日は特に絶好調でしたね」とコメントする主戦騎手の川田。

昨シーズンの秋華賞勝利後から勝ちきれないレースが続いていたグーテデフェアリーだが、今シーズンの海外遠征後からはかなり好調な様子。現在GT3連勝中の彼女はどこまで連勝記録を伸ばすことができるだろうか!

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札幌期待の若駒情報!

いよいよ新馬戦が開幕した札幌

サーバー。育ちの早い馬は続々とデビューの時を迎えているようだ。今回は、これまでに誕生した札幌サーバー期待の若駒を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、アイネスフウジン産駒の『ソラフィゴダバアイ』(空の軌跡氏所有)だ。「かなり育ちの早い馬ですね。それに、ここまでいい感じに育ってきていますよ。今シーズンの早い段階でデビューできるんじゃないでしょうか。しっかりとローテーションを組んで、我が牧場初の重賞勝利を狙いたいですね。この馬なら夢ではありません!」と興奮気味に話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、ハイペリオン産駒の『エアペリオン』(がっさん氏所有)だ。「この馬のスタートはかなり優秀です。前にいく競馬が得意な馬ですし、スタートが上手いことは大きな武器になるでしょう。必要以上にいきたがることもないし、効率よく安心して騎乗できると思います」と話す調教助手の寺島。

ソラフィゴダバアイ / エアペリオン