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Live!スポーツ 札幌版 第21号

激戦制す!

日本ダービーはキャッスルハート!

人気に答えダービー制覇!

春の競馬シーズンで一番の盛り上がりを見せる6月1週の東京競馬場では、クラシックの第2戦目である東京優駿が開催され、大本命の『キャッスルハート』(ゴーン氏所有)が勝利。ファンの期待に答えると共に、その名を歴史に刻んだ。

レースでは、ゲートオープンと同時に颯爽と飛び出すと、馬群前方に陣取った。道中は、折り合い良くリズムに乗って坦々と進んでいく。4角を抜け勝負の直線。キャッスルハートをマークするように併走していた『ナジュムダウダナブ』(チームジェラート氏所有)がスパートをかけると、これに負けじと末脚を一杯に使い追いすがる。残り200m、最後の力と根性を振絞るキャッスルハートが、必死に堪えるナジュムダウダナブを抜き去ると同時に、勝利の栄光を掴み取った。

「フー、ヒサシブリにシビレタ競馬デシタヨ。残り1ハロンきった時に、モウダメダとカンジマシタケド、あきらめないで必死に追いまシタ。結果ハ皆さんが見たとおりデス。諦めないでガンバッタ甲斐がアリマシタヨ。しかし、ナジュムダウダナブも相当ストロングな馬ですね、もう少し余裕をもって勝てると思っていましたが、トンデモナイ。是非また一緒に走ってミタイデスネ」とコメントする騎手のジェーン。

初挑戦の重賞レースにしてGTを制覇したキャッスルハート。ゴール直前に魅せた根性とキレのある末脚は、ファンの目に焼きついていることだろう。秋の競馬シーズンでも、活躍することを期待しよう!

札幌2歳馬情報!

もうまもなく2歳馬戦線が幕を開ける札幌サーバー。今シーズン、これまでに誕生した2歳馬の

中で「大物」と噂される期待のホープを2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ライスシャワー産駒の『ライスラブ』(門別競馬場氏所有)だ。調教時は、抜群のスピードを武器に、牧場にいる同世代の競走馬を圧倒していたライスラブ。また、末脚のキレもすこぶる良い。レースでは、後ろから差しきる豪快な競馬を見せてくれそうだ。

次に紹介する馬は、リボー産駒の『ネイルラルドチャン』(ネイルダウン氏所有)だ。「この仔はかなり切れるタイプですね。かなり調教も進んでいるし、早目に活躍できそうです。一番の魅力は、軽快に跳ぶように走るそのフォーム!デビュー戦を楽しみにしていてくださいね♪」と話す厩務員の川村千夏。どうやらかなり期待できそうな一頭だ。

札幌2歳馬情報! ライスラブ / ネイルラルドチャン