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Live!スポーツ 札幌版 第7号

GT勝利へのステップ

札幌記念はディゴットが制覇

怒涛の6連勝

8月第4週、札幌競馬場にて行われた札幌記念を『ディゴット』(ちょいアレな神様氏所有)が勝利し、デビューしてから土付かずの6勝目を挙げた。

札幌競馬場のターフは、前日から続く小雨の影響で少々荒れ気味。しかし前走、前々走と不良馬場を走り勝利を手に入れてきたディゴットにとって、少々の荒れは気にするほどの事ではなかった。

レーススタート直後、ハナを奪い飛び出したのは『タップダンスシチー』(システム馬)で、そのまま大逃げの体制をとり、後続に脚を使わせる戦法をとった。しかし無理な走り方が悪かったのか、最後の直線に入ったところで失速する。そのチャンスを逃すまいと、ディゴットと『アズュール』(LEGACY氏所有)同時に先頭に踊り出る。その2頭で激しい叩き合いを繰り広げ、ほぼ同時にゴール板を

駆け抜けた。一見どちらが先か全くわからない状態だったが、写真判定の結果僅差でディゴットが勝利し、無敗の6連勝を飾った。

期待の2歳馬特集

ここ札幌サーバーも9月になり、オーナーの期待を背負った2歳馬たちが続々とデビューしている。既にデビューをした馬、これからデビューする馬と様々だが、今後の活躍が多いに期待できる素質を秘めた馬達を紹介しよう。

最初に紹介するのは『カツンパルキオン』(カツンF氏所有)だ。8月第1週にデビューをしており、見事に勝利している。成長も早く、馬体はもうほぼ完成しているといっても過言ではないだろう。気になる能力だが、スピード、スタミナ共に折紙付きで、基準を遥かに超える数値を出している。唯一気になるところといえばその気性で、それが良い方向に働けば牝

馬三冠を獲ることも夢ではないだろう。

続いて2頭目は『デッドスターエンド』(月光仮面氏所有)を紹介する。既に調教は開始しているが、仕上がりはまだまだといったところ。若干スピード不足ではあるが、走りの力強さには光るものがあるので、長所を上手く活かして補っていくと良いだろう。他に気になるのは、勝負根性が低いらしく、他馬と競ったりすると前を譲ってしまうことがあるようだ。こういった弱点を上手く克服していけば、月光仮面氏へ初OP勝利をもたらしてくれることだろう。

最後は『リボビヨリ』(春うらら氏所有)だ。調教も順調で、仕上がりは上々だ。この馬の特徴を挙げるとすれば、大きな弱点が見当たらないことだろう。しかし逆に言うと、大きな長所といった部分も少ない。能力一つ一つを見れば非凡な素質は持っているので、それをどう開花させていくかが今後の課題だろう。少々身体が弱く体力があまり無いようなので、調教疲れなどは十分に注意した方が良さそうだ。

カツンパルキオン