競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 札幌版 第2号

天皇賞・春 前哨戦 阪神大賞典 アユマユプレミアムが制覇!

アユマユプレミアムが制覇!

天皇賞制覇への道

3月第4週に天皇賞・春の前哨戦としてもお馴染みの阪神大賞典が行われ、『アユマユプレミアム』(あゆまゆ氏所有)が見事レコードタイムで勝利し、あゆまゆ氏に重賞初勝利の名誉をプレゼントした。

スタート後は、得意の差し脚を発揮するために脚を温存し、集団中頃に待機して様子を伺うお得意の戦法をとった。その後は大きな動きが無く、膠着状態のままレースが展開する。

そして残り600メートルの標識を越えた所で、ついにアユマユプレミアムが動き出した。大外から一気に先頭に踊り出る。それを許すまいと先行でレースを引っ張っていた『インディアカ』(ゆうき氏所有)や、最後方から飛び出してきた『シーシャトー』(セイエイ氏所有)が追い上げるが、今一歩届かずアユマユプレミアムがレコード

タイムでゴールに駆け込んだ。

アユマユプレミアムは、昨年のステイヤーズステークスで4着になっているものの、一度も掲示板を外していない。この勢いで天皇賞・春ではアユマユプレミアムの、そしてあゆまゆ氏のGI初制覇達成を見ることが出来るかもしれない。

注目2歳馬特集!

新しいシーズンを迎え、各地では次々と未来を荷う新しい競走馬が誕生している。その中でも本紙イチオシの注目株をいくつか紹介しよう。

最初は『シーキングザダリア』(ディープインパクト氏所有)だ。特筆すべきはその持続力で、一度スピードに乗ったらいつまでもそのスピードを維持出来るような錯覚を覚えるほどだ。パワーも素晴らしく、坂道などをものともせずに前述したスピードを活かす事が出来るだろう。とても気性

がよく、調教もしやすいと評判である。

2頭目は『ヒュプノス』(チームジェラート氏所有)。そのスピードとスタミナは2歳馬の中でも群を抜いて素晴らしく、成熟時には恐ろしいタイムを出す事だろう。とりわけ成長は早い方で、秋頃にはその活躍を我々に見せてくれるのではないだろうか。少々勝負根性が足りないのが玉にキズなので、どう改善していくかが今後の課題だろう。

3投目は『フライウ』(シムーン氏所有)である。持続力に若干の不安が見られるが、他の能力、特にスピードや瞬発力はいずれも一級品だ。やはり長距離よりも短〜中距離を得意とするようで、ダートでのレースでその能力はフルに発揮される事だろう。

最後は『メジャースター』(トゥーン氏所有)を紹介しよう。とても優れた地力の持ち主で、とても安定感のある馬体をしている。特にスピードと持続力が秀でていて、とてもキレのある美しい走りを見せてくれる。芝、特に中距離でのレースが得意なようで、クラシック戦線での活躍も期待できる。

シーキングザダリア