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Live!スポーツ ロンシャン版 第32号

新春重賞勝ち!

京都金杯 グレイハウンドが制す!

目指すは春のGTか!

1月1週の京都競馬場では、春の短・短中距離路線を狙う競走馬が多く集まる・京都金杯が開催され、『グレイハウンド』(Blue氏所有)が勝利。人気を覆す力走で観客を沸かせた。

「グレイハウンドも今シーズンでもう6歳ですからね、ここらで重賞を勝っておきたい気持ちで一杯ですよ。これまではあと一歩で勝ちきれないレースが多かったので、今日はその経験を活かして精一杯頑張ってほしいです」とオーナーのBlue氏。

レースでは6枠10番、やや外枠からの発走となったグレイハウンド。スタートと同時に勢い良く飛び出し馬群前方を目指すが、他馬に阻まれ、やや包まれ気味の難しい位置でのレース序盤となった。そのままの位置で迎えた最後の直線。前を向いたグレイハウンドが他馬の隙をついて猛スパート

を掛けると、驚異的なスピードで他馬を圧倒する。半馬身、そして一馬身と後続を引き離すと、大歓声の沸き起こる中1着でゴールに飛び込んだ。

「いや〜、スタートが上手く決まらなかったのは参っちゃいましたね。けど、なんとかグレイハウンドに勝たせてやりたい。最後の直線はその一心で目一杯追いましたよ。とにかく勝ててよかったです」と笑顔で話す騎手のBlue。

7番人気ながらもレース終盤に見せた圧倒的なスピードで観客を魅了したグレイハウンド。マイル路線が得意な競走馬だけに、今春の安田記念などへの出走があるのではないだろうか。今後の出走情報に期待しよう!

ロンシャン期待の新鋭候補は?

新シーズンを迎えたロンシャンワールドは、早くも2歳馬達の話題で持ちきりの様子。続々誕生する2歳馬の中から特に期待と

言われる2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ライスシャワー産駒の『ラッチシャワー』(コロ氏所有)だ。「牧場では引っ切り無しに駆け回っていますからね、スタミナは豊富でしょう。同世代の牧場の馬達と比べても根性がありそうな感じがしますね。きっと重賞を狙える競走馬になりますよ。期待していてくださいね!」と嬉しそうに話すオーナーのコロ氏。

次に紹介する馬は、ビッグボーイ産駒の『ビックサクラ』(エクレル氏所有)だ。「今シーズンは完璧な幼駒が産まれましたよ。比較的成長も早そうなので、しっかりと鍛え上げてデビュー戦に挑みたいですね。来シーズンの重賞戦線が今から待ち遠しいです。もしかしたらGTも狙っていけるくらいの競走馬なりますよ」と意気込むオーナーのエクレル氏。

ビックサクラ / ラッチシャワー