呻る豪脚!12月1週の東京競馬場では、秋競馬シーズンの中長距離ビックタイトルであるジャパンカップが開催され、『シックスインパクト』(エクレル氏所有)が勝利。凱旋門賞に続きGT2連勝を挙げた。 「凱旋門賞から帰ってきたあとも疲れを見せず、元気いっぱいです。本当にタフな馬ですよ。今日のレースもいつも通りにしっかり走ってくれれば勝てると思います。国内外でGT2連勝といきたいところですね!」と笑顔で話すオーナーのエクレル氏。 レースでは、2枠4番の好枠からのスタートとなったシックスインパクト。軽やかな脚取りでゲートから飛び出すと、まずはハナを奪った。道中は終始先頭をキープし、迎えた最後の直線。ここでも真っ先に馬群から抜け出すと、残り1ハロンで後続に1馬身の差を |
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つける豪脚を披露する。これに負けんと16番の『ナマッポ』(夢伝説氏所有)が外から必死に追い上げるが、途中で失速。シックスインパクトが国内でもその強さを見せ付けた。 「イヤー。今日はホントニ凄かったと思いマス!乗っているミーもビックリしましたよ。凱旋門のときよりパーフェクトな脚でしたね!シックスインパクトは距離の融通が利かない馬ですけど、この距離を走らせたら誰にもマケマセンヨ!」と主戦騎手のデットーが話す。 スタートからゴールまで終始トップを走り続け、2着に1馬身以上の差をつけ快勝したシックスインパクト。そのスタミナと豪脚は、さすが凱旋門賞馬といったところだろう。今回の勝利でGT2連勝となったシックスインパクトだが、来シーズンはどんな活躍を見せてくれるのだろうか!期待しよう。 |
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ロンシャン期待の2歳馬!
今シーズンも間もなく終了のロンシャンワールド。今回は、2歳馬の期待の星と呼ばれている噂の2歳馬を2頭紹介しよう。
最初に紹介する馬は、スペンドアバック産駒の『クレルヴォヨンイチ』(トコタン氏所有)だ。「大分体もそれらしくなってきましたが、まだまだ調教が足りないですね。けど、育成状況は順調ですよ。うまくいけばGT制覇も狙っていけると思います」と期待十分なコメントを残したオーナーのトコタン氏。
次に紹介する馬は、ヴィクトワールピサ産駒の『ヴォクシワールピサ』(ヴォクシー煌氏所有)だ。「デビュー戦は納得の走りで1着でしたが、2戦目は力を出し切れなかった感じが残念です。ここまではダートでしか走ってないですが、芝もいける馬なので、春の重賞も狙ってみようかと考えています」と今後について話すオーナーのヴォクシー煌氏。