可能性感じた一戦！

新シーズンを迎えた１月３週の京都競馬場では、シーズン初めの中長距離重賞である日経新春杯が開催され、『ライフモジュール』（豊王氏所有）が勝利。５連対を挙げると同時に自身初の重賞制覇を成し遂げた。

「ここまでしっかりと経験を積んできているし、長距離には自信のある馬ですから、相手が強くてもいい結果を残せるんじゃないかと期待しています。それに、ここまで４連対ですからね、今日の重賞を勝って５連対といきたいところです」とレース前の馬主席で話したオーナーの豊王氏。

豊王氏が見守る中、軽やかな脚取りでゲートを飛び出したライフモジュールは、コース内側でハナを奪い、その後の道中も先頭でペースを刻む。そして迎えた最後の直線。外から猛追する『クラレットジャグ』（夢伝説氏所有）と叩

き合いの根性勝負を繰り広げるが、良い脚色でジワジワ伸びるライフモジュールがこれをハナ差でかわすと、１着でゴールを駆け抜けた。

「出脚がいい感じに決まったし、好位置をキープできて自分のペースを作れたのが勝因でしょうか。最後の叩き合い勝負も根性を出してくれたし、この馬の更なる可能性を感じたレースでした。今後の出走に関してはまだわからないですけど、可能な限り一緒にレースに出たいですね」と話す騎手のシンジ。

オープンレース初挑戦にして初重賞勝利と、この上ない結果を挙げたライフモジュール。これからの出走については言及しなかったシンジ騎手だが、今後はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

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