2歳王者の貫禄2月3週目、京都競馬場ではきさらぎ賞が開催され、朝日杯FSを制した2歳チャンピオンの本命馬『ブライアンジェミニ』(テイクオンミー氏所有)がレースを制した。 ブライアンジェミニは、序盤から先頭を走る『ラヂオトヨタ』(燕スワロー 氏所有)を、中団内めから追走。直線に差し掛かると、馬群を捌き、溜めていた脚でしっかりと加速しスパートをかける。残り200m手前でラヂオトヨタを抜き去り、2着の『エコロジィ』(よっしー氏所有)に2馬身差をつけ勝利した。 ていく騎手は、「ブライアンジェミニに乗るのは2戦目ですが、この馬は素直なので乗りやすいですね。じっくりと構えて直線での勝負に賭けました。直線に向いてからの伸びは狙い通りです。ほんと瞬発力がすごいですよ。この勢 |
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いのまま、他のタイトルも狙いたいです」とコメントした。 これでデビュー戦以来6連勝と、絶好調のブライアンジェミニ。次はNHKマイルC制覇に照準を定めてくることだろう。この勢いはいつまで続くのか!? 皐月賞へ向けて好発進!東京競馬場では、2月2週にクラシック前哨戦となる共同通信杯が開催され、『オニノアルデバラン』(ヘルナンデス氏所有)が勝利した。 レースでは、スタートから好位につけ、道中様子を伺いながら進んでいく。馬群は固まりながら4コーナーを回り、最後の直線で先に抜き出たオニノアルデバランが、他馬の追走を振り切り、そのまま逃げ切る形でゴールを駆け抜けた。 「中1週でのレースで少し不安はありましたが、大丈夫でしたね。思っていたよりも落ち着いて |
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いけました。この調子を崩さずに、春のクラシックに臨みたいです」とカイシデ騎手はコメントした。
オニノアルデバランはまだデビュー2戦目と経験は浅いが、混戦で意気込みしない堂々とした走りは大物を予感させる。今後の活躍に期待しよう!
今シーズン期待の2歳馬
ロンシャンサーバーでは、新シーズンを迎え2ヶ月が経とうとしている。誕生した2歳馬達は、デビュー戦に向けて着々と準備を進めていることだろう。その中で気になった2歳馬を紹介しよう。
紹介する馬は、『ヒロザモビルスーツ』(ニュータイプヒロ氏所有)だ。ゴール前での他馬との競り合いに負けない勝負根性と、切れ味の良い瞬発力が魅力的だ。若干体力に不安はあるが、そこは戦法次第で十分補うことができるだろう。成長が早いので、今シーズンでの活躍が期待される。