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復活の狼煙！５月３週に東京競馬場で開催されたＶマイルでは、大外から追い込んだ１番人気の『スウィートカマラ』（マッドファーム氏所有）が、最内で粘る５番人気『キフネエスト』（貴船堕天使氏所有）をゴール前でかわし、ＧⅠ２勝目を飾った。 最外枠からの出走は、この馬にとってプラスに働いた。「スタートはあんまり関係ないんじゃないかね。後ろから行くのが得意だから、内側で包まれなければ問題ないと思うけど。さすがに今日のペースなら先行馬を逃がさないね」と滝登騎手が語るように、序盤は後方に待機しつつ最後に脚を伸ばす作戦は、今回のレースでも成功したようだ。 今シーズンのフェブラリーＳでスウィートカマラを抑えて優勝し、このレースでも最後まで粘って２着に入線した『キフネエスト』 | |
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に騎乗した岡村幸雄騎手は、「最内枠引いたから無理なく前に出れたし、馬の状態もかなり良かったので、勝ったと思ったんだけどなぁ…まぁ、芝のレースではさすがにスウィートカマラのほうが上だろうねぇ」と語る。 昨シーズン、デビュー２戦目で重賞制覇、３戦目のマイルＣＳで見事ＧⅠ制覇を成し遂げ、異例のスピード出世を果たした遅咲きの天才が掴んだ２度目の栄光。今後も活躍を続けて欲しい。 希望の星！２歳馬特集ロンシャンサーバーは新緑が映える季節。２歳馬たちもすくすくと育ち、デビューを間近に控えている。今回の２歳馬特集では、注目の２歳馬を３頭紹介する。 一頭目は『ヒカリノレディー』（紺碧の艦隊氏所有）。ダービーを制した父から受け継いだスピード能力は紛れもない一級品。調教中に見せる、後方から鋭く切 |
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れ込む反応のよさは、厩務員川村氏の折り紙付きだ。この重賞級の潜在能力があれば、オーナーに初のオープン勝利どころか、重賞・ＧⅠ勝利をもたらすことができるかもしれない。ただ、ストライドが大きいため、コーナーのきついコースでは苦労する可能性もある。仕上がりは上々、近々デビューが見られることになるだろう。
二頭目は『ロックシルフィード』（ヒロミゴウ氏所有）。今はまだやんちゃなところがあるものの、豊富なスタミナと直線での持続力を武器に、いずれ上位争いに加わることができるだろう。新進気鋭のオーナーには、ぜひがんばってもらいたい。
三頭目は『ベネフリーズ』（ハンター協会氏所有）。力強さが際立っているが、芝もダートも走れる器用な一面があり、なかなか侮れない。頭角を現す日を楽しみに待ちたい一頭だ。
