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Live!スポーツ 大井版 第32号

今シーズンGT3勝目!

マイルCSはカムイドラゴン!

2度目のマイルCS制覇!

マイルチャンピオンシップは京都競馬場の1600メートル芝コースで12頭が出走して行われた。レースでは『マイルストーン』(ダイエット氏所有)が先手を取ったが、先頭集団は横並びで、ほとんど差がない状況になった。レースはそのまま進み、最終コーナーを周ったところで『ゴシップモレノ』(トイトイトイ氏所有)とマイルストーンが激しい競り合いを見せていた。しかし、競り合いをしている2頭を尻目に『カムイドラゴン』(神威誠氏所有)がゴール直前で末脚を爆発させ、トップに躍り出てゴールを駆け抜けた。

「いい末脚を発揮してくれる馬ですよ。今日はいつも以上に最後の加速がものすごくて、驚きました。2年ぶりのマイルチャンピオンシップですが、勝つことができて本当に嬉しいです!ありがとうございました」と嬉しそうに話すの

は騎手の神威真夜。

カムイドラゴンは6歳になる古馬だが、今回も衰えを感じさせない素晴らしい走りを見せてくれた。通算でGT13勝を達成し、順調に勝ち星を積み上げている。今シーズンも残り僅かとなっているが、来シーズンも活躍して競馬界を賑わせてほしい。

大井ワールド注目の2歳馬!

今シーズンも終盤となり、有馬記念などのビックタイトルに注目が集まっているが、本紙では今回も活躍が期待されている2歳馬を紹介していくので、一緒に注目してほしい。

まず、紹介するのは『サンセットピア』(ハングテン氏所有)。父はキングヘイローで、産駒にはカワカミプリンセスやローレルゲレイロなど、GTで勝利を飾っている競走馬がおり、サンセットピアもGT制覇が期待されている。「走り出してからの加速がすごくいい

ですね。あっという間にトップスピードになっていきます。これなら実際のレースでもスタート直後から先手を奪えることでしょう。調教ではスピードをもっと伸ばしていきたいですね」と話すのはオーナーのハングテン氏。

次に紹介するのは『モンティパイソン』(ジャイアン氏所有)。父はプリークネスステークスなどを制したボールドルーラーだ。スピードは少し物足りないが、調教して息を乱しても、すぐに整えてまた走りだす姿から、スタミナは十分にあることが窺える。

気性も落ち着いているため、出走前に思わぬアクシデントが起きてしまうこともないだろう。「まだ調教を始めたばかりですが、整ったフォームで安定した走りを見せてくれています。素質は十分にあると見ていますので、デビュー戦までにどこまで成長してくれるのか楽しみですね」と話すのはオーナーのジャイアン氏。

サンセットピア / モンティパイソン