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Live!スポーツ 大井版 第31号

電撃6ハロン制す!

スプリンターズSはリリープリンス!

アタマ差死守!

10月1週の中山競馬場では、秋の短距離王者決定戦に位置づけられるスプリンターズステークスが開催され、前哨戦である北九州記念の勝利馬『リリープリンス』(茂木氏所有)が勝利。短距離王の座を勝ち取った。

「前哨戦の北九州記念は危なげなく勝つことができたので、今回もこの調子でいけばまずまずの結果が出せるんじゃないでしょうか。枠も最内枠で最高ですしね。さらに上積みがあると思いますよ。油断は禁物ですが、期待していてください」と落ち着いた様子で話すオーナーの茂木氏。

前行く戦法を得意とするリリープリンスに対し、今日の枠順は1枠1番と絶好のポジションからのスタートとなった。気合たっぷりにゲートを飛び出すと、馬群最前線で道中を進む。4角途中で勝負と感じたのか、愛騎手がやや

早目のスパートを掛けると、一気に勝負に出た。直線残り1ハロンで完全に抜け出したリリープリンスだが、ここで最後方から『アイレイナ』(篠岡氏所有)が強襲。必死にアタマ差まで追い上げるが、リリープリンスの根性がこれに勝り短距離王座に輝いた。

「ゴール目前で白い馬体が視界に入ってきたんでホントにびっくりしました。レースがあと5メートル長かったらどうなってたかわからないですね。しかし、勝ててよかったです。短距離の猛者って言われているアイレイナに勝ったことでかなり自信がつきました。次は宮記念を狙いますよ!目指せ春・秋制覇です」とコメントする騎手の愛。

1番人気のアイレイナを打ち破り、秋の短距離王者決定戦を制したリリープリンス。春も狙って行きたいと話す愛騎手の言葉通りに、高松宮記念に勝利することはできるのだろうか。今後の出走

情報と共に期待しよう。

噂の2歳馬情報!

秋競馬シーズンに突入した大井ワールド。今回は将来のスターホース候補と噂される、期待の2歳馬を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ディープインパクト産駒の『ファルナレイン』(つかりん氏所有)だ。「うちの牧場で一番期待している2歳馬です。素質も十分ですし度胸もありそうなので、ここ一番というビックタイトルで一花咲かせてくれるって期待してます」と話すオーナーつかりん氏。

次に紹介する馬は、ハギノカムイオー産駒の『シズクジェイド』(リオ氏所有)だ。「欠点は全くないといっていいほど完璧ですね。長距離のレースでは間違いなく重賞クラスの競走馬に育ってくれるでしょう。将来が楽しみですね」と笑顔で話すオーナーのリオ氏。

シズクジェイド / ファルナレイン

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