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Live!スポーツ 大井版 第4号

マドンナディーナ GT4連勝!

驚異のレコードV!

圧巻のレコード勝ち!

今シーズンの日・愛ダービー馬が、またひとつ大きな勲章を手にした。海外競馬場で開催された『Kジョージ&QエリザベスS』を制したのは、驚異の3歳牝馬・白毛のヒロイン「マドンナディーナ」(篠岡氏所有)だ。

レースは、積極的にハナを奪いにいく馬がおらず、互いに牽制しあいながら横一線で進む展開。マドンナディーナは、先頭集団に付けながら最後の直線で飛び出し、持ち前の持続力と勝負根性を発揮、後続の猛追を抑え込んだ。終始ハイペース気味に進んだこのレースの勝ち時計は2分21秒7、芝2400mレースのレコードタイムとなった。主戦のたかあき騎手は、『レースの流れは難しかったけど、馬が落ち着いていたから折り合いには苦労しなかったね。最後はこの馬の強さを信じてスパートをかけた。ヘバらずによく走って

くれたよ』と話す。デビューから順調に駆け上がってきたが、重賞初挑戦となった弥生賞では、初の敗戦を喫した。その悔しさを糧に更なる成長を遂げ、完成度を高めていった。既に3つのGTレースを制していた同馬は、このレースの勝利によって4度目の戴冠となり、同世代を代表する競走馬としての地位を固めつつある。この白毛のヒロインが、次に狙うGTタイトルに注目が集まっている。

激戦必至!2歳戦線

今シーズンも2歳新馬戦が開幕し、熱い戦いが各地で広げられている。本紙恒例、期待の2歳馬を紹介するこのコーナー、今回は3頭の競走馬にスポットを当ててみたい。
  まず1頭目は「アイアンブルー」(シャーベットトーン氏所有)。既に新馬戦に出走し、2着馬に10馬身以上差を付けた圧勝劇を

演じている。まだ底を見せていない秘められた能力と圧倒的な強さは、まさに『芦毛の怪物』と呼ぶに相応しい。末恐ろしい1頭になるはずだ。

2頭目は「グロリアスマインド」(ライアン氏所有)。こちらはまだ新馬戦へ出走していない。現在は、能力が開花するまでじっくりと育成が行われているようだ。両親からしっかりと受け継がれた天性のスピードで、重賞戦線へと食い込んでくる可能性が高い。
  3頭目は「ツバサノー」(つきがさ氏所有)。この馬もまだ新馬戦への出走は見送られている。芝の調教もダートの調教も、華麗なフットワークで見事にこなすその馬場適正能力に、関係者たちは驚いているようだ。。

ティアーリ、電撃引退

かつて弥生賞では「マドンナディーナ」を破り、その後皐月賞・宝塚記念・ジャパンダートダービーを勝つなど、輝かしい戦績を残した「ティアーリ」(みっくん氏所有)が繁殖牝馬として、第二の人生を歩むこととなった。
  既に初産駒が誕生している模様。今後どのような馬を輩出するのか、期待して見守っていきたい。