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Live!スポーツ 新潟版 第21号

ぶっちぎりの圧勝劇!

JDダービーはヴァージンブレイド!

向かうところ敵なし!

あいにくの雨模様となった7月2週目、地方競馬場では、春の3歳ダートチャンピオンを決めるジャパンダートダービーが開催された。これを制したのは連対率100%を誇る『ヴァージンブレイド』(レコバ02氏所有)だ。

ヴァージンブレイドは、スタートから中団内に位置し、道中は落ち着いたペースで様子を窺う。最後のコーナーを回り直線に差し掛かると、騎手が内から外へと持ち出し他馬を次々と抜き去っていく。そのスピードはどんどん加速し、必死に追いすがる馬を3馬身も突き放してゴールを駆け抜けた。

「ヴァージンブレイドは、今までうちで誕生した競走馬の中で最高傑作だと思っています。デビュー戦から予想以上のパフォーマンスを見せてくれて、この春には皐月賞とダービーを制覇してクラ

シック二冠を獲りました。さらには今日のレースでダートチャンピオンに!芝・ダートどっちでもGT馬になるなんて、ほんとこの馬は強いですよ。これからもこの調子でGT勝利を狙っていくので期待してください!」と、興奮冷めやらぬ様子で話すのはオーナーのレコバ02氏。

これでデビューから負けなしの6連勝と、波に乗るヴァージンブレイド。この勢いはどこまで続くのか、今後も目が離せない。

更なる高みへ

JDダービーが開催されていた裏では、Lv9の馬主がオープン勝利を目指して参戦するGCステップアップSがあり、『サーティフォスター』(みつ坊氏所有)が見事勝利し上位馬主への仲間入りを果たした。

「今すごい嬉しいです!初勝利を挙げてからオープン勝利まで長かったですからね。ようやくっ

て気持ちでいっぱいですよ。ここからまた大変ですが、強豪馬主を目指して頑張ります」と、オーナーのみつ坊氏はコメントした。

サーティフォスター

期待の2歳馬特集!

新馬戦が始まり賑わい出したここ新潟ワールド。今シーズンも粒ぞろいの若駒達が誕生し、どの馬も成長が楽しみだ。その中から今回は、本紙記者が特に気になった1頭を紹介しよう。

カツトップエースを父に持つ『マウントレッドオン』(メディアランド氏所有)は、牝馬ながら牡馬に劣らない雄大な馬体をしており、キレのある鋭い脚と、豊富なスタミナ、競り合い時の勝負根性が素晴らしい。素質が非常に高く、他にも鍛え上げれば伸びる部分が多く見られるので、調教の際にいかに引き出せるかが鍵となるだろう。得意なダートレースでの活躍が期待される。

マウントレッドオン

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