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Live!スポーツ 新潟版 第18号

新聞馬大活躍!

皐月賞はネコミミアルファー!

プレッシャー跳ね返し勝利!

4月3週の中山競馬場では、牡馬クラシック戦線の1戦目である皐月賞が開催され、前号の期待の2歳馬特集で紹介した『ネコミミアルファー』(薔薇の棘氏所有)が勝利。牡馬顔負けの大外から伸びる鋭い末脚で他馬を蹴散らした。

「やはり期待の2歳馬情報の掲載馬ということもあり、周囲からの期待はとてつもなく大きいですね。前走の弥生賞は『ミクルクラリス』(朝比奈みくる氏所有)に完敗したので、今回はリベンジマッチのつもりで挑みますよ。新聞馬としての意地がありますからね」と真剣な表情で話すオーナーの薔薇の棘氏。

レースでは7枠13番からの出走となったネコミミアルファー。序盤はレースの展開を見つつ、末脚を活かすために馬群後方でじっくりと進む作戦に出た。位置取りに

気を払いながら道中を軽快に走り、第4コーナーに差し掛かる。「上手く外に持ち出せれば勝機はあります。最終コーナーが勝負ですね」とレース前に騎手の中棘が話していた通り、外に持ち出しながらスピードを上げると一気に直線を駆け上がり、残り1ハロンでトップに躍り出る。これに対し、1番人気のミクルクラリスが必死に喰らいつくが、ネコミミアルファーの伸びる末脚が爆発。2着のミクルクラリスに1馬身の差をつけゴールに飛び込んだ。

「弥生賞で歯が立たなかったミクルクラリスにリベンジできたのが一番嬉しいです。抜け出せる位置を終始キープできたのが勝ちに繋がったと思います」とにこやかにコメントする中棘。

皐月賞を自慢の末脚で勝ち取ったネコミミアルファー。このままクラシック路線を突き進むのか、それとも他のレースへ出走するのか、これからのローテーションが

気になるところ。今後の出走情報に注目しよう!

新潟期待の新馬たち!

春クラシックに盛り上がる新潟ワールド。それと同時に、今後活躍するであろう2歳馬たちの噂も多数飛び交っている様子。今回はその噂の新馬を紹介しよう。

紹介する馬は、キングヘイロー産駒の『レンテンベルク』(もりたん氏所有)だ。「2歳馬重賞を狙えるくらいの素質を持った若駒ですね。スタミナがもう少し欲しいですが、バリバリ調教で鍛えれば何とかなります。出脚もいいし持続力もある。勝てる一頭です」とコメントするオーナーのもりたん氏。

これまでに数々のGT制覇経験を持つもりたん氏が所有するだけあって、もしレンテンベルクが2歳重賞戦線に参戦するならば、注目の勝負になることは間違いないだろう。今後激化する2歳馬戦線を要チェックだ。

レンテンベルク