競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 新潟版 第16号

ダート王決定戦は大混戦!

帝王賞はオペラ!

粘り強い競馬で勝利!

6月4週目、地方競馬場では古馬のダート最強馬決定戦に位置づけられる帝王賞が開催され、写真判定にもつれこむ大混戦を2番人気の『オペラ』(名無し棋士氏所有)がクビ差で見事制した。

最後の直線、先行する『クリックダンサー』(よもこちゃん氏所有)の勢いが衰え失速すると、控えていた馬群が今だと言わんばかりに一斉に動き出した。オペラは馬群から半身抜け出し先頭に立ち、じわじわと迫ってくる他馬との激しい叩き合いを繰り広げ粘りをみせた。

騎乗した中地雄一騎手は「最後まで気を抜けないレースでした。他馬がすぐそばまで迫っているのがわかりましたからね。手綱を掴む手にもぐっと力が入りましたよ。大外から猛追してきた『ナルサマ』(ナルヤシヌオ氏所有)と同時にゴールを駆け抜けた時

は正直負けたと思ったので、判定結果が出たときはよしっ!と叫んでしまいました。オペラは芝のレースに出走するほうが多く、ダートのレースは今日が2回目なんですが、どちらも走れるというのは強みですね。今後も連勝記録を伸ばせるよう頑張りたいと思います」とコメントした。

オペラは前走の安田記念を制しており、芝だけでなくダートも走れる姿を訪れた観衆に見せつけた。オペラはこれでデビュー戦から負けなしの6連勝!どこまで連勝を伸ばせるか注目しよう!

新潟2歳馬特集!

新馬戦も始まり、厩舎には活気があふれ始めているここ新潟サーバーでは、馬主の期待を背負った若駒達が続々と入厩し調教が開始されている。今回はその中から注目する3頭を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、メイショウサムソン産駒の『マウント

サムソン』(メディアランド氏所有)だ。スピードと瞬発力が優れており、全体的な能力をみても今シーズン誕生した若駒の中でもトップクラスといえる。父馬のように、短〜短中距離での活躍が期待される。

次に紹介する馬は、ロベルト産駒の『シモツキンラピュタ』(シモツキン氏所有)だ。引き締まった馬体は大物を感じさせる。気性が少々荒いのが気になるが、弱点をどう補うかで走りも変わってくることだろう。来シーズンのクラシックが楽しみな1頭だ。

最後に紹介する馬は、スーパークリーク産駒の『ヒットアップビート』(さらりーま氏所有)だ。「普段はとても大人しいけど、他馬との競り合いになると見せる勝負根性と、ハードな調教にも耐えることができる体力がとても素晴らしいですね。芝・ダートどちらも走れるのも魅力的です」と牧場長の柏木は話す。馬主のさらりーま氏にGT初勝利をもたらすことができるか!?

マウントサムソン / シモツキンラピュタ / ヒットアップビート