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Live!スポーツ 新潟版 第13号

力走!勝利掴む!

皐月賞はハレルヤコーラス!

渾身の一伸び!

春の日差しが暖かい4月3週の中山競馬場では、牡馬クラシック三冠競走の一冠目である皐月賞が開催され、『ハレルヤコーラス』(ラディウス氏所有)が、最有力候補の『ブーケブラクック』(名無し棋士氏所有)をかわし勝利。3歳春の最速馬の栄冠を掴み取った。

レースでは、10番の『ボクスター』(イタリア氏所有)が勢い良く飛び出しハナを奪うと、ハレルヤコーラスはこれを追うように馬群やや前方の6番手に陣取り道中を進む。レースは終盤の第4コーナー、リズム良い足取りで4角を回りながら他馬よりワンテンポ早く勝負に動くと、『ブーケブラクック』(名無し棋士氏所有)と『フェアビスタ』(オレンジファーム氏所有)も動き出す。ビックタイトルを懸けた戦いは、ハレルヤコーラスが渾身の力を出しつくしながらも一歩抜け出すと、そのままゴー

ルラインに突っ込んだ。

「どの馬も強豪馬ばかりで緊張しました。特に、弥生賞を勝利しているブーケブラクック。この馬との勝負になるだろうと思っていました。予想通りゴール直前まで並んで走ることになりましたけど、なんとか粘り勝つことができました。この調子で、秋のGTシーズンもファンの皆さんに楽しんでもらえるように頑張ります。今日はありがとうございました」とコメントする騎手のアリア。

デビューから僅か3戦目でGTを勝利したハレルヤコーラス。前走のきさらぎ賞や今回のレースでも見せたレース終盤の競り合いからもわかるように、この馬の勝負根性はずば抜けている。間違いなく、同世代産駒を代表する今最も勢いのある馬と言えるだろう。これからの活躍にも期待しよう!

新潟サーバー2歳馬情報!

今シーズンも多くの2歳馬が誕生した新潟サーバーは、活躍が期待できそうな産駒が多いとのこと。その中でも特に跳びぬけていると噂される2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、セクレタリアト産駒の『モナリザ』(クルスのパパ氏所有)だ。キレのある瞬発力を活かした走りを見せてくれた同馬は、育成状況も順調な様子。このままの調子でしっかりと鍛え上げれば、来シーズンのクラシック戦線での勝利が期待できるだろう。要注目の一頭だ。

次に紹介する馬は、アグネスタキオン産駒の『アストンマーチン』(ダッヂバイパー氏所有)だ。陣営の話では、勝気な性格ながらも冷静さを欠くことは無く、格上の競走馬を前にしても堂々と肝っ玉が据わっているし、能力もいいものを持っているとのこと。特徴を見極めて育成すれば良い成績を残してくれるだろう。

モナリザ / アストンマーチン