競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 新潟版 第12号

前走の雪辱晴らす!

皐月賞はノゼミクラシック!

クラシック勝ち取った!

春風が心地良い4月3週の中山競馬場では、クラシック三冠競走のうちの一競走である皐月賞が開催され、『ノゼミクラシック』(ノゼミ氏所有)が勝利。名前に負けない力強い走りを観客に魅せつけた。

ノゼミクラシックの人気は6番人気。人気順で言えば穴となる存在だが、レースでは圧倒的なパフォーマンスを披露した。道中では、馬群後方で包まれながらも、安定した走りで進んでいく。4角を抜ける直前で騎手のサシバチが追い始めると、これに機敏に反応する。スピードを上げながらスルリと外へ持ち出すと、グングン加速。1頭、2頭と次々に抜き去り、先頭を走る『ケンクラッシャー』(けんじん氏所有)をすんでのところで捉え、そのままゴールを駆け抜けた。

「前走のきさらぎ賞では、あと

ちょっとのところで勝ちを逃して悔しい思いをしたので、今日のレースで勝てた事は大きいですね。それに、この仔の名前にもクラシックってついているので、どうしても勝ちたかったんですよ。僕ら騎手は何度でもクラシックにチャレンジ出来ますが、競走馬に与えられたチャンスは1シーズン限りですからね。だから何としても勝たせてあげたかった。その気持ちだけです。ノゼミクラシックが、私の気持ちにしっかりと応えてくれた結果の勝利だと思っています」とコメントするサシバチ。

その名に負けず、皐月賞を制覇したノゼミクラシック。騎手のサシバチは、次レースについて話さなかったが、クラシックの二冠目であるダービーにも出走してくるのではないだろうか。今後の出走情報に期待しよう。

戦う2歳馬!最新情報!

4月4週の新潟サーバー。今シ

ーズンは、期待の新星が数多く誕生しているとの噂をキャッチした。今回は、その中でも特に期待の2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、キングヘイロー産駒の『ダービーオーナーズ』(啓丼ファーム 氏所有)だ。同馬は既に入厩し、毎日調教をこなしているようだ。しっかりと折り合いをつけ、スピード・スタミナに優れた走りで、併走馬を抜き去る姿が好印象。また、長い距離をトップスピードで走る事もできる持続力も持ち合わせた、期待の一頭だ。

次に紹介する馬は、トニービン産駒の『ウェルトニービン』(エンブレム氏所有)だ。入厩前の同馬は、牧場で元気一杯に過ごしているようだ。脚の蹴りが力強く、将来はキレのある末脚を持ち味に、レースを勝利してくれるだろう。

ウェルトニービン / ダービーオーナーズ