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Live!スポーツ 新潟版 第8号

格の違い見せ付けた!

エリザベス女王杯 ケンプリンセスが制す!

大外から13頭をゴボウ抜き!

古馬牝馬最大の目標・エリザベス女王杯が11月3週に京都競馬場で開催され、新潟サーバー屈指の強豪馬主であるけんじん氏が所有する『ケンプリンセス』が勝利した。これで同馬はGT通算4勝目となった。

主に後ろから行く競馬を得意とするケンプリンセスは4枠8番からのスタートとなり、終始最後尾を走る形となったが、最終コーナーを過ぎる直前から一気に追い上げ始める。「最終コーナーの時点で、先頭からしんがりまで12馬身程あったと思います。ケンプリンセスはスタミナや瞬発力が素晴らしい馬なので、思い切って早めに仕掛けていきました。ここの所、レースではあまり良い成績を出せなかった時も多々あって、僕もケンプリンセスも少し自信を無くしていたんです。だから、今

回は何としても勝ちたいという気持ちで一杯でした。そんな気持ちからですかね、最後尾から一気に13頭をゴボウ抜きして勝つ事が出来ました。本当に勝てて嬉しいです、ありがとうございました」とレース後にコメントする主戦騎手の五右衛門氏。

今回のレースには、ただただ唖然の一言である。大外から一気に駆け上がるとあっという間にトップスピードに乗り、そのまま12馬身程あった差をひっくり返した。気が付けば2着馬と1馬身以上の間を空けてゴール板を通過し、大歓声を浴びガッツポーズする五右衛門氏の姿が、ターフボードに映し出されていた。

まさに名レースと言って良いほど、素晴らしい競馬を見せてくれたケンプリンセスと五右衛門騎手。最強タッグの今後の活躍を期待しよう。

7戦6勝!脅威の2歳馬!

11月4週の東京競馬場では、東京スポーツ杯2歳ステークスが行われ『デッパデオジャル』(でっぱ魔王氏所有)が勝利した。

同馬は6月4週のデビュー以来、僅か半年足らずの間に7戦6勝・重賞4勝、連対率100%と素晴らしい成績を挙げており、まさに怪物馬と言っても過言ではないだろう。

そんな、デッパデオジャルの最大の武器は、2歳馬ながら既に完成された高い能力と、徹底的に調教された完璧な走り方から生まれるスピードだろう。

今後の活躍も十分に考えられるデッパデオジャル、もう間も無く行われる2歳馬GTレースで勝利し、一花咲かせる事を期待しよう!

デッパデオジャル