いざ、皐月賞へ!2月第2週、東京競馬場で共同通信杯が行われた。皐月賞や東京優駿を目指す競走馬が集まる名レースを、『クルーザ』(クルスのパパ氏所有)が勝利した。 レース序盤は、馬群に埋もれながらも戦法通り前方で待機する。逃げ馬に引っ張られる形でややハイペースとなったが、クルーザは落ち着いた様子でレースの流れにその身を委ね、最終コーナーを回る。大歓声の中、真っ先に馬群を抜け出したのは『レヴリミット』(シルビア3氏所有)だ。一呼吸おいてクルーザも一気に駆け上がる。3歳なりたてとは思えないスピードで一気に抜き去り、気が付けば後続と3馬身差をつけゴール板を駆け抜けていた。圧倒的な勝利だ。 「スタート直後、馬群に埋もれてしまったので難しいレースになる事を予想しました。 |
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クルーザならやってくれると信じ、最善をつくした事が馬に通じたのでしょうかね、上手く隙をついて抜け出てくれました。あとはこっちのものですね、脚や心臓が強いクルーザですから一気に勝負に出てみました」とHIGE騎手はコメントする。 クルーザはデビュー以来、負け無し全勝街道を突き進んでいる。この若い3歳馬はクラシック戦線を駆け抜ける主役となってくれるだろうか。今後の出走を期待しよう。 新潟サーバー有力2歳馬を
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対応出来る所も魅力の一つだろう。自慢のスタートと身体能力で、どのようなレースを見せてくれるのか。
次に紹介する馬は、ウォーエンブレム産駒の『ジェロクル』(クルスのパパ氏所有)。この馬もスタートに自信があり、加えて強靭な心肺能力をもつようだ。力みなぎる激走でレースを盛り上げてくれる事を期待しよう。
最後に紹介する馬は、エルコンドルパサー産駒の『オタケチャンマン』(武豊氏所有)。全体的な能力の高さが目を見張る。また、時として思わぬ走りを見せてくれそうな予感がする。この馬の魅力はそこにあるが、やや張り切りすぎてしまう部分もあるようだ。
どの競走馬も素晴らしい能力をもった競走馬だけに、今後の活躍が期待される。6月から開催される新馬戦を注目しよう。