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Live!スポーツ ニューマーケット版 第28号

伸びる末脚 ハナ差死守!

川崎記念はヘロムーン!

次はドバイWCか!?

1月4週の地方競馬場では、3月5週に行われるドバイワールドカップの前哨戦に位置づけられる川崎記念が開催され、多くのレースで安定した成績を残す人気馬『ヘロムーン』(あずさ牧場氏所有)が勝利。「やっぱり次はドバイWCか!?」とファンの間で噂が飛び交っているようだ。

「このレースに勝ったら次のレースは大きなところを狙っていきたいですね。ヘロムーンがどこまでやれるか見てみたいですし、何よりファンの皆さんに楽しんでほしいと思っています。なので応援してあげてくださいね」とレース前に話したオーナーのあずさ牧場氏。

「オーナーも話すようにもっと上を狙っていきたいですね」と言っていた騎手のあずさ占とヘロムーンのコンビは、良い脚でスタートを切ると、折り合いよく道中を進

む。そのまま淡々と道中をこなし、迎えた勝負の直線。スパートを掛けたヘロムーンがまず先頭に立つと、外から『エクスペリア』(押忍番長氏所有)が強襲。内のヘロムーン、外のエクスペリアで激しい叩き合いが続くが、脚色の衰えないヘロムーンがハナ差を死守した。

「今日のレースの調子なら、さらに上をいく競走馬にも渡り合えると思います。次の出走についてはまだ決まっていませんが、オーナーも私もまだ経験のない海外も視野にいれていきたいですね。今日はありがとうございました」とレース後に話すあずさ占。

あずさ牧場氏やあずさ占が話した内容からすると、最強クラスの競走馬が多く集うドバイWCへの出走も十分にありえるだろう。今後の動向に注目だ。

新シーズン開幕!
2歳馬情報!

第31シーズンを迎えたニュー

マーケットサーバー。今シーズンは、数こそ少ないものの飛びぬけた素質をもつ若駒が誕生しているようだ。今回はその中から2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、サンデーサイレンス産駒の『ヒロミエスエス』(おっちゃん氏所有)だ。「これまでに私が見てきた中で最高の若駒です。デビューまでにきっちり育て上げて、経験を積ませればGTも難しくないでしょう。来シーズンのクラシックが今から楽しみですよ」と話すオーナーのおっちゃん氏。

次に紹介する馬は、ミスタープロスペクター産駒の『プロリプ』(K氏所有)だ。「牧場で見た感じでは、体力も根性もいいものを持っていそうですね。欲を言えばスピードがもう少し欲しいところですが、そこは調教でビシバシ鍛えれば伸びてくれるでしょう。将来が期待できそうですよ」と話す牧場長の柏木。

ヒロミエスエス / プロリプ