桜花賞に出走か！？

３月３週の阪神競馬場では、桜花賞の前哨戦であるフィリーズレビューが開催され、堅実な走りで人気の高い『ミミノシスター』（ファースト氏所有）が勝利。前シーズン逃した同馬初となる重賞勝利を挙げた。

レース序盤から馬群前方の好位に陣取り、快調な滑り出しを見せるミミノシスター。道中はややスローな展開となったが、かからずじっくりと進んでいく。４コーナーを回り迎えた最後の直線で、最後方にいた『ハマカゼローランド』（ＣｈｅｒｒｙＬｏｖｅ氏所有）が、逃げるミミノシスターを必死に追い上げる。しかし、トップスピードに乗ったミミノシスターが一枚上手、半馬身差のリードを守りきり桜花賞前哨戦を制した。

「ミミノシスターは、今日のレースでデビューから８戦目、何としても重賞を勝ちたいと思ってまし

た。その期待にしっかり応えてくれましたね。最後の直線で脚を余したハマカゼローランドに追いつかれそうになって際どい部分もあったけど、今日は良く踏ん張ってくれました。ファンの皆さんが期待していると思う桜花賞についてはまだ何とも言えませんね、ミミノシスターは短距離が得意なんですよ、そこをオーナーがどう考えるかだと思います。私としては出たいと思っていますので、その時は応援よろしくおねがいしますね」と笑顔で話す主戦騎手のオリーブ。

これまで、短距離を中心に活躍しているミミノシスター。ファンは桜花賞への出走を期待しているが、桜の女王決定戦への参戦はあるのだろうか。今後の出走情報を注目しよう。

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